日本寺@鋸山のアップダウンは”けっこう大変”なので、甘く見ない方が良いです~東京湾ぐるっと一周(1)
どこか遠くへ行きたい
最近はどこか遠くに出かけたくてたまりません。
海外はコロナの件もあるし、時間的にも物理的に不可能です。
日本国内の遠方に行くことも考えたのですが、泊まりになってしまうので行くことは難しいです。
まずは近場の一都四県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・山梨県)に行くことにしました。
今回は日帰りで東京湾をぐるっと一周する旅にチャレンジしました。
東京湾をぐるっと一周は無い
以前「東京湾フリーきっぷ」というがありました。
最近は県別のフリーきっぷがあるものの、東京湾を網羅した切符は無いようです。
内房線 館山行き
海浜幕張駅から京葉線の下り電車に乗って、蘇我駅から7:04分発の内房線に乗車。
通常内房線は君津駅止まりですが、この電車は直通です。
予定ではボックスシートに乗ってのんびり行く予定でしたが、残念な事に私のイメージしていた113系の車両は2011年に引退していました。
しかも時間が通勤や通学時間にかぶってしまったので、思いのほか混雑していました。
ようやく座れたたのは木更津駅からでした。
浜金谷駅到着
8:19分に浜金谷駅に到着しました。
ロープウエーの山麓に到着
ロープウエーの山麓に到着しました。
鋸山ロープウェーの始発は9時です。
ロープウエーの切符はGo To トラベルの対象になっていますが、私はクーポンを持っていなかったので、普通に往復きっぷを購入しました。
ロープウェー山麓のマップには、こんなメモが貼られていました。
《書き起こし》
関東ふれあいの道コースか車力道コースを利用して日本寺入口(北口管理所)まで約1時間30分のコースです。
石大仏・千五百羅漢道・地獄のぞき・百尺観音を拝観すると約3時間かかります。
履き物はスニーカーの方が歩きやすいです。
※登山に不慣れな方にはけっこう大変です。
私はこのメモを甘く見ていました。
ロープウェーに乗ると、関東ふれあいの道コース・車力道コースを歩かなくて良いので、楽ではあります。
でも石大仏・千五百羅漢道・地獄のぞき・百尺観音間のアップダウンがあることを理解していなかったのです。
始発のロープウェー
始発のロープウェーには私ともう1人男性が乗っただけでした。
ロープウェーの乗車時間は約5分ほどです。
到着してからは山頂の展望台で写真を撮りました。
日本寺に向けてハイキング開始
しばらく休息を取ってから日本寺に向けて歩き始めました。
日本寺は5つのエリアに分かれている
約10分の下り道の先に日本寺の入り口があります。
鋸山日本寺は、約1300年前の神亀二年(西暦725年)に開かれた関東で最古の勅願所です。
山頂エリア・羅漢エリア・大仏広場・中腹エリア・表参道エリアの5つのエリアに分かれています。
今回は往復ロープウエーだったので、そのうち山頂エリア・羅漢エリア・大仏広場の3つのエリアを巡りました。
1 山頂エリアの地獄のぞき
まず山頂エリアの地獄のぞきに向かいました。
地獄のぞきは日本寺の入り口から、約20分で行くことができます。
ここから山頂の展望台までは約10分かかります。
こちらが地獄のぞきです。こうみるとかなり迫力があります。
でも実際にのぞいてみるとよくわかりません(笑)。
2 羅漢エリア
山頂エリアから、は階段で一気に大仏広場に行くルートと、羅漢エリア経由で下るルートがあります。
案内板によると、大仏エリアに一気に下るルートは急な階段続くので、「心臓の悪い人などは避けた方が良い」そうです。
どれだけ急なんでしょうか。
もちろん今回は羅漢像をじっくり見たかったので、羅漢エリアを経由するルートを選びました。
歩いて行くと、山の傾斜部分にものすごい数の羅漢像が並んでいます。
安永八年(1779年)~寛政十年(1798年)の間に作られて安置されました。
千五百羅漢と言われていますか、実際に1553体いらっしゃるそうです。
羅漢像といえば、以前行った香港の沙田の萬佛寺にある金ぴかの羅漢像を思いだしました。
あっちはかなりのインパクトがありますが、こちらはひっそりとたたずんでいます。
聖徳太子もいらっしゃいました。
だいたい40分かけて羅漢エリアの階段を下りました。
下りなので楽だと思いきや、予想どおり膝がガクガクしてきました。
俗に言う膝が笑う状態です。
普段はこういった下り坂対策に、膝のサポーターを履いてくるのですが、今回はジーパンだったので、ちょっと大変でした。
3 日本寺で休憩
大仏口の入り口からゆるやかな坂を下りて約5分で大仏広場に到着しました。
かなり大きいです!
鋸山の大仏は、総高31.05mにもなる日本最大の大仏です。
奈良東大寺(18.18m)、鎌倉高徳院(13.35m)と比べてもその大きさの違いが分かります。
原型は天明三年(1783年)に建立されましたが、その後崩壊して、現在のものは昭和41年に再建されたものです。
ここで30分ほど休憩を取って、膝を休めました。
その後、再び大仏口入り口まで戻り、10分かけて急な階段を一気に上って日本寺の入り口まで上りました。
そして更に10分かけてロープウエーの入り口まで上りました。
とにかくアップダウンが多い
今まで歩いたルートをまとめてみました。
- ロープウエー
↓ 下り(10分)
- 日本寺入り口
↓ 上り(20分)
- 地獄のぞき
↓ 下り(45分)
- 大仏広場
↓ 上り(15分)
- 日本寺入り口
↓ 上り(10分)
- ロープウェー
合計100分(休憩時間を除く)
とにかくアップダウンが多いので、甘く見てはいけません。
スニーカーなど歩きやすい靴で行くのはもちろん、足に負担のかからないようにスケジュールには余裕を持たれることをオススメします。
まるこ
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