侯王の誕生祝いのお祭りである侯王寶誕の神功戲の衣装がど派手だったのに驚いた~香港歴史散歩@侯王宮(東涌)
侯王宮
ランタオ島の東涌から大澳までのトレイルコース東澳古道の東涌側の入り口付近に、侯王宮と呼ばれる建物があります。
普段はひっそりとしたこの侯王宮が華やかになる時があります。
それは年に1回開催される、侯王寶誕と呼ばれる侯王の誕生を祝うお祭りです。
去年に引き続いて、夕食後の時間にこのお祭りを見学してきました。
東澳古道が真っ暗で怖かった
東澳古道の入り口から侯王宮まで5分ほど歩きました。
実はこの道が真っ暗なのが難点です。
普通のハイキング道なので、街灯がほとんど無いのです。
去年は携帯のライトを使って足下を照らしましたが、今回はもっと明るい懐中電灯を持参しました。
真っ暗な中で時々犬が吠えているのが聞こえてきたりするので、ますます怖くなってきます。
なるべく一人になりたくないので、関係ない家族連れなどとちょっと距離を近づけて歩きました。
そうやってびくびくしながらも、なんとか到着しました。
沢山の旗
侯王宮の敷地に入りました。
まず目に付くのが沢山の旗です。
侯王宮はお化粧される
そしてこちらがすっかり「お化粧」された侯王宮です。
ほとんど建物の原型が分かりません。
この奥に侯王がいらっしゃいます。
地元の神様がゲスト
侯王誕のお祭りでは、他にも小さな神様が何人もいます。
侯王寶誕は近隣の村の住民のサポートで開催されています。
そうした各村を守っている地元の神様が「ゲスト」としてお祭りに参加して、侯王の誕生をお祝いしているのです。
神功戲の衣装に圧倒
今回の侯王寶誕で一番印象に残ったのは、神様に捧げるオペラである神功戲の衣装がびっくりするほど派手だったことです。
観劇する人の邪魔にならないように、後部座席の後ろから写真を撮ることにしました。
これは派手です。
内容はさっぱり分かりませんが、誕生日なのでめでたい内容なのでしょう。
衣装だけでなくて旗などを背負っているのでかなり重いと思いますが、劇団員の方は軽快に踊っています。
この片足を上げるポーズが良く見られました。
おそらくなんらかの意味があるのだと思いますが、勉強不足で良く分かりません。
香港の芸術は奥深くて、未だに分からないことだらけです。
【こんな記事も書いています】
まるこ
最新記事 by まるこ (全て見る)
- ポメラDM250を持ち歩くと何か書きたくなる - 2024年4月27日
- 香港からマカオまで、久しぶりに港珠澳大橋のバスを利用した - 2023年12月27日
- リトラル(Restaurante Litoral (Taipa) )/ちょっと中華な気がするのはメニューのせいだろうな - 2023年12月26日