欠乏による処理能力の負荷について考えてみました ~ いつも「時間が無い」あなたに 欠乏の行動経済学
相変わらず朝はバタバタしいます
このブログをはじめてすぐに書いたものを振り返ってみました。
あれから9ヶ月たちました。少しは改善したかというと、あまり改善していません。
相変わらず朝起きるのがつらくて、
相変わらず朝全く余裕がない。
日々なんとか取り繕っているのが現状です。
欠乏による処理能力の負荷
改めてこの本を読み返しました。
欠乏とはこの書籍によると、自分の持っているものが必要と感じるものより少ないことです。
この中に「欠乏による処理能力の負荷」という言葉が紹介されています。何かを欠乏することで、自分の処理能力に影響がでるというのです。
本の中で、「学校内で『騒がしい線路の脇の窓側の席』と『内側の静かな席』とで成績に大きな差が出た」という例が紹介されていました。
ここで欠乏しているものは、本来学校としてあるべき「集中して学ぶための静かな環境」です。
実は私にもこれと少し似ている体験があります。
私はスターバックスなどで集中して作業をしたい場合に極力避ける席があります。それは、出入り口が正面に見える席です。なぜかというと出入り口は人の流れが大きいからです。
人の出入りが目に入るとどうしてもそちらに目がいってしまって集中できません。そのため、座る席はなるべく人の動きが見えない場所を選ぶようにしています。
また大学などの講義や試験などで、座る席を自由に選べる場合は「できるだけ前の端の席」を選ぶようにしています。
別にやる気とかの問題では無く、単に自分の前に他人の頭があるとその他人の動きで集中出来ないと分かっているからです。
人によってこういった「ノイズ」をどこまで許容出来るか差があります。人によっては周りがうるさくても、一番後ろの席に座っていても集中出来る場合もあるのです。
内因性混乱
こういったノイズは外側から来るとは限りません。
合わせて「内因性混乱」という言葉も紹介されています。
内因性混乱とは「内面の思考が-頭の中で数を数えるようなくだらないことでも-一般的な認知機能に与える多大な影響を及ぼす」
私の大好きな漫画のひとつである「高台家の人々」。
集英社
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このなかで、主人公の木絵は、いつもハチャメチャな空想をして、時折その空想が暴走しています。そして本人もこの空想が仕事の邪魔になると分かっています。
漫画なのでもちろん事実ではないのですが、私自身も空想癖がある方なので、あ~これあるなぁと思うことがあります。
空想はまさに「内因的混乱」ですよね。
空想までいかなくても、例えば音楽のある特徴的なフレーズが頭から離れないことは、誰でもあります。
ちなみに今私の頭から離れないのは、子供達が最近はまっているこのゲームの音楽です。
3DS「みつけて!おじぽっくる+(プラス)」ミュージックビデオ(おじぽっくるのうた) – YouTube
欠乏による負荷をどうしたら減らせるか
このように、欠乏による負荷は、外からの要因と内面的混乱のように自分の中からの要因の両方があります。
書籍を読んで、欠乏による負荷を減らすために取り組めることをまとめてみました。
1.欠乏による負荷が起こることを認識する
当たり前ですが、欠乏によって負荷がかかり、自分の処理能力が起こることを認識することが大切です。
そして私がスタバの席や講義を受ける席を選ぶように、欠乏を出来るだけ最小限にすることも必要です。
2.リマインダー
スマートフォンのアプリなどで大切な用事を忘れないようにする事が必要です。
また自分以外の他人に大事な話をしておくだけでも、負荷を減らすことができます。
3.他人に任せる
他人に話すだけで無くて、必要に応じてお願い出来ることはやってもらうことも大切です。
4.マインドマップ
最後に思考の整理のためのマインドマップ。
マインドマップを書くことで、普段思考の隅の方で眠っている大事な用事を思い出すことが出来ます。
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まるこ
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