自己効力感を構成する6つの「感」のどれが弱いかを知ることで、自己肯定感を上げる対策がたてやすくなると思う〜自己肯定感の教科書 / 中島輝(著)

自己効力感を構成する6つの「感」のどれが弱いかを知ることで、自己肯定感を上げる対策がたてやすくなると思う〜自己肯定感の教科書 / 中島輝(著)

エキスパートカフェ

所属しているリードフォーアクションの読書会であるエキスパートカフェにオンラインで参加しました。


この読書会は、前半の1時間は通常の読書会をして、後半の1時間は著者に直接質問をするという、とても贅沢な読書会です。

課題図書は、カウンセラーの中島輝さんの書籍の「自己肯定感の教科書」です。

前回の読書会の後にもう一度本を読んで、新たな気づきがありました。

それは自己肯定感にはそれを構成する6つの「感」があって、自分に弱い「感」を知ることで対策が立てられやすいということです。

自己肯定感を構成する6つの「感」

6つの感はこの6つです。

  1. 自尊感情・・自分には価値があると思える感覚
  2. 自己受容感・・ありのままの自分を認める感覚
  3. 自己効力感・・自分にはできると思える感覚
  4. 自己信頼感・・自分を信じられる感覚
  5. 自己決定感・・自分で決定できるという感覚
  6. 自己有用感・・自分は何かの役に立っているという感覚

この6つのうち、どの「感」が弱いのかを考えることで、対策をたてやすくなります。

本の中にあるチェックリストを試したり、本を読んだりして、私自身は2の自己受容感と自己効力感が低いのでは無いかと思いました。

自己受容感

自己受容感は、自分のネガティブな面も含めてありのままの自分を認める感覚です。

この自己受容感が低いということは、自分自身を受け入れられていないということです。

自己効力感

自己効力感は、自分にはできると思う感覚です。

そのためいつも一度の失敗であきらめてしまう傾向があります。

対策

この自分を受け入れられなくて、失敗を恐れるタイプにぴったりな対策を本から探してみました。

if-thenプランニング

if-thenプランニングというのは、あらかじめ失敗したときの対策を立てておくことです。

  • if・・・もし失敗したら
  • then・・次のチェレンジの計画をたてる

このようにあらかじめ失敗したときの対策をたてておけば、実際に失敗しても心のダメージが少なくなり、次のチャレンジに向かいやすくなります。

ヤッターのボーズ

またすぐにできるのが「ヤッターのポーズ」です。

朝、窓を開けて外の空気を取り入れます。

そして、グーッと背伸びをした後、顔を上向きにして両こぶしを上に突き上げて、「ヤッター!」のポーズを取るのです。

声を出せればより自己肯定感が高まります。

このポーズは朝だけでなくて、一日中できそうです。

まわりに人がいるときは、心の中で「ヤッター!」と言うだけでも違います。

鏡の中の自分にポジティブな言葉をかける

また鏡の中の自分にポジティブな言葉をひたすら言うのも良いです。

自分にポジティブな言葉をかけることで、潜在意識が書き換わるそうです。

何があっても「大丈夫。」と思えるようになる 自己肯定感の教科書
中島 輝
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まるこ

2011年~2020年8月まで香港在住。 現在は千葉県在住。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。 上級心理カウンセラー。

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