中国への返還20周年前日〜習近平国家主席の香港訪問で厳重警備が敷かれた灣仔の街を散歩
香港の中国返還20周年
7月1日は香港特別行政区成立紀念日の祝日です。
この祝日は香港がイギリスから中国に返還されたことを祝う祝日です。
今年は残念な事に土曜日だったので、土日休みの人には殆ど意味の無い週末。
でも今年は返還20周年ということでかなり前からお祝いモードになっていました。
灣仔駅
灣仔の駅からイミグレーションのビルの前を通って香港コンベンション&エキシビジョンセンターに向かいました。ここで夜晩餐会が行われることになっていたのです。
とりあえずコンベンションセンター方面に歩いてみました。
コンベンションセンターに入る入口では、招待客しか入れないように仕切られていました。
この左にいる大きな銃を持って並んでいる2人の警官が色んな意味で気になりました(笑)
フェリーターミナル
道路の両側には高い塀が設置されていて、一般車両を制限しています。
全ての通路の両端が仕切られ警察官が待機していました。そのため通路で立ち止まることは出来ません。
左手にあるのがコンベンションセンターですが、一般の立ち入りは出来ないようになっていました。
ここではメディアの方と警察が何か話しています。
コンベンションセンター方面に行けない事が分かったので、近くにあるフェリーターミナルまで歩くことにしました。
通路からコンベンションセンター前を見ると厳重な警備が見えます。
フェリーターミナルに到着して、屋上の見晴台に上りました。
ここにも警官はいましたがのんびりした感じでした。
空も晴れていてとても景色が良かったです。
道路中の警察車両
フェリーターミナルからの帰り道、このように一時的に通路が封鎖されるかもしれないという案内が。
道路には警察車両が並んでいます。
近くによるとこの塀高い!
高さ2mくらいかな。
お祝いをする人たち
フェリーターミナルを出て駅に戻る途中に、イベントをしている人たちがいたので立ち寄ってみました。
香港返還20周年と習近平氏の訪問を歓迎するイベントのようです。
この方たちが誰なのか分からなかったのですが、おそらく中国出身の人の日本でいう県人会のような組織の人なんでしょうか。ここには中国の中山という地名が入っていますね。
皆さんが手に持っていたプレートはこちらです。
こちらはまた別の場所です。
中国の廈門と書かれています。
福建と書かれています。
20周年を色々な思いを持って迎えます
もちろんお祝いムードだけではありません。
今回立ち入りができませんでしたが、つい先日コンベンションセンターの外にあるバウヒニアの像に香港独立を訴えた若者達が上って、警察に拘束されるといったことも起きているのです。
色々な思いをもってこの20周年を迎える香港です。
まるこ
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