旧香港総督府-Government House(香港礼賓府)の周りをひとまわり~香港歴史散歩@中環(セントラル)

旧香港総督府
今日ご紹介するのは旧香港総督府です。
残念ながら写真は撮れませんでしたが、広大な建物の周りを散歩することが出来ました。
物々しい塀
前回の続きです。
Martin Houseの写真を撮ってからそのまま上亜厘畢道(Upper Albert Road)を進んで行くと、この様な物々しい塀が見えてきました。
刑務所か何かだろうかと思ってしまいます。
この建物は旧総督府(Government House)です。
旧総督府の歴史
旧総督府は日本の総理大臣官邸にあたる施設で、香港総督のオフィス兼住居として使われていました。
1855年に建てられてから1997年の中国への返還までの間に、歴代の25人のイギリス人の香港総督がこの場所を利用しました。
旧総督府は香港の法定古蹟(記念建造物)として登録されています。
建物は和洋折衷です
総督府のサイトによると建物は何回もリノベーションされているそうです。
建築様式は新古典主義様式が用いられていますが、日本が香港を占領していた1941年から1945年にも大きな改築を行われているため、現在でも中央の塔と屋根は日本式なんだそうです。
香港礼賓府
旧香港総督府は現在も香港礼賓府として行政長官(香港のトップ)の官邸として使用されています。
写真は撮れませんでした
正面には警備員もいてちょっと物々しい雰囲気だったので、写真を撮る勇気は持てませんでした
そのまま旧総督府の塀の周りを上亜厘畢道(Upper Albert Road)沿いにぐるっと回っていきました
途中裏口が見えたので、裏口の写真だけ撮ることにしました。
ちょっとだけ中の建物が見えますね。
Open Day
旧総督府のウェブサイトによると、年に1回のOpen Dayの時に市民がこの施設に入れるそうです。
ちょうど春になる3月に行われているので、お庭を鑑賞するのにぴったりです。
ものすごく混んでいると聞きましたが、来年は行ってみたいと思っています。
下亜厘畢道(Lower Albert Road)
前総督府の裏口のある上亜厘畢道(Upper Albert Road)を下って行くと、今度は下亜厘畢道(Lower Albert Road)になります。
坂を下っていくと、突き当たりに見たことのある赤白の縞模様の建物が見えてきました。
Old Dairy Farm Depotです。
今回の散歩はこれで一区切りです。
坂のある街は歩くのが大変ですが、運動になると思うと楽しいですよ。