朝の香港油麻地を散歩 ~ (5)歴史的な寺院から金物屋街を通って「赤レンガの館」まで歩きました / 天后廟 〜 上海街 〜 紅磗屋
1.公園の入り口
上海街を進んで行くと、このような公園の入り口が見えます。
この中を抜けると天后廟があります。
2.天后廟
天后廟は19世紀後半に当時の船上生活者が祀っていた小さな廟を元に設立された寺院です。
小雨の中でしたが、将棋に励むおじさん達の手は休んでいませんでした。
3.衆坊街休憩花園
この天后廟の裏にも公園があります。衆坊街休憩花園(Public Square Street Rest Garden)です。
実は前回ここに夜間に入ろうとしたのですが、照明が思いの外暗かったので止めていたのです。
午前中であれば問題なく入ることが出来ます。
そしてこのような天后廟の裏側にある彫刻も見ることが出来ました。
実は天后廟は2015年に火災に見舞われています。
中を修繕している様子が見えますが、火災と関係しているかに関しては分かりませんでした。
4.上海街
公園を出て眾坊街(通りの方は眾の漢字でした。衆でも良いとは思いますが)を進み、今度は上海街を右折しました。
この辺りは香港の「合羽橋商店街」と言われていて、こういった金物店が並んでいます。
またこのような仏像が売られているお店もありました。
5.紅磗屋
そして上海街を進んでいくと、右側に煉瓦造りの建物が見えました。
この建物は紅磗屋(赤レンガの館)と呼ばれていて、香港の一級建築物として登録されています。
この建物は1895年に作られた水務署(水道局)の前身で、当時の九龍半島の水の供給を担っていたそうです。
当時はエンジンルーム・作業部屋・煙突部屋・作業員部屋の4種類の建物が建っていましたが、現在は作業員部屋の建物のみを残して、それ以外は全壊してしまいました。
現在はこの建物は保護されていて、建物自体は土産物屋やオペラのチケットカウンターして使われています。
私の行った時間には、まだお店は開いていませんでした。
今回のルート
今回のルートはこのようになります。
歴史的な寺院から金物屋街を通って赤レンガの館まで続く、趣のある通りでした。
まるこ
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