大人の漢字学習に漢検CBT受験がオススメ

大人の漢字学習に漢検CBT受験がオススメ

漢検CBT

漢検CBTはパソコンで受験する漢字検定です。CBTは、Computer Based Testingのことで、コンピューターを使って漢検(2~7級)を受検するシステムです。

通常の紙ベースの試験は、日本漢字能力検定・漢検・漢検PBTと呼んでいますが、ここでは分かりやすくするために漢検と書きます。

先日子供が受けるついでに自分も受けてみたのですが、久しぶりに漢字を書く機会がもててとても面白かったです。

漢検CBTの方が大人にオススメな理由をまとめてみました。

漢検CBTが大人にオススメな理由

 

1. 好きなタイミングで、受けられる

漢検は年3回のみの開催ですが、漢検CBTの受験は、平日・土日と1年中受けられます。年間の回数制限もなく、何度でも受験できます。

また漢検CBTは、会場が開いていれば申込日より4日目以降から受験可能です。通常の漢検の申込期間が試験日の2ヶ月前〜1ヶ月前のみであることを考えると、受験チャンスが圧倒的に多いです。

2. 受験会場を自分で決められる

漢検の受験会場については、都市までは指定できますが、直前にならないと実際の受験会場が分からず、実は自宅から不便な場所にあったということもあります。

一方漢検CBTは、47都道府県150以上のテスト会場で実施されていますが、申し込みの際に受験会場を選ぶため。自宅や職場から通いやすい会場にすることができます。

3. 静かな環境で落ち着いて受けられる

受験会場はデスクごとに区切られています。

例えば同じPC受験できる英検CBTは、スピーキング問題で受験生の声が気になるといったことがあります。でも漢検CBTの場合はスピーキングはないので、周りの声が聞こえずとても静かです。

また漢検であれば、他の生徒・・・特に子供が周りが小さな子供ばかりのことがあり得ますが、漢検CBTだと周りに子供がいることが稀なので、落ち着いて受けることができます。

4. 自分のタイミングで始められ、終わったら途中で帰ることができる

漢検は、会場に入ってから開始時間までの間の待ち時間や、終わってから会場をでるまでの時間など、拘束時間があります。 

一方漢検CBTの場合、公式には
集合         試験開始時間の30分〜5分前まで
解説動画・練習問題  約20分〜30分
試験          60分

となっていますが、練習問題の後の本番試験開始のタイミングを自分で決められるため、試験開始時刻が人によって変わります。
また終了後は途中退席も可能なので、拘束時間が最低限で済みます

5. 見直し機能が便利

漢検CBTは、読みの問題はキーボード入力(ローマ字・かな入力選択)と、筆記問題についてはタブレットに書く形をとっています。慣れてくるととても楽に操作できます。

また、後で見直したい問題にチェックを入れておくと見直しができる機能もあり、とても便利です。

6. 試験結果がすぐ届く

漢検は、25日後にWEBで結果がでて、35日後をめどに自宅に郵送されます。

一方で漢検CBTは、8日後にWEBで結果がでて、10日後をめどに自宅に郵送されるため、結果が早く分かります。

最後に〜そもそもなんで漢字検定を受けるの?

最後に、漢検自体のことについて。

特に就職に便利ということもないのに、そもそもなんで漢字検定を受けるの?
という基本的な質問です。

理由は単純です。
脳トレです。
いまり漢字を書くことで、普段使わない頭を使うことができるからです。

私たちはパソコンを使うことで、漢字を書く機会が減っています。おそらく多くの大人が、漢字は読めるけど書けなくなってきているのではないでしょうか。

漢字検定を受けると、忘れかけた漢字を強制的に思い出さないといけなくなります。これが意外と楽しいのです。難しい英単語と違って、一度は覚えたもので忘れているだけなので、やってみるとそんなにストレスになりません。

漢字検定を受けるかどうか、まずは無料のアプリでご自身の漢字が書けるかを試してみてはいかがでしょうか。思っている以上に「漢字が書けていない自分」に気づきますよ。

ちなみに、使ったテキストはこちら。書き込み式でとても良かったです。

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まるこ

2011年~2020年8月まで香港在住。 現在は千葉県在住。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。 上級心理カウンセラー。

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