帰国子女の英語保持のためにフィリピンのオンライン英会話を使う選択もある
帰国子女の外国語の保持
海外の英語環境で育っている子供にとって、一番の障壁になるのが日本帰国後の英語保持です。
一般的に日本に帰国した後に驚くのが「子供があっという間に英語を忘れてしまうこと」。
あんなに英語をしゃべっていたのに、帰国した途端に英語をすっかりしゃべらなくなってしまった。
しかも国語のレベルも周りより低いので、英語も日本語も中途半端な状態。
つまりダブルリミテッド(どっちも中途半端)な状態です。
日本で英語環境を整えるのは困難
以前専門家に相談した結果分かったのが、言語習得には年齢によって変わるということです。
0歳~8歳くらいまでは母語の基礎ができる段階です。
そして9歳以降になると母語を学習言語として確立する段階に移行します。
そのため8歳くらいまで英語環境にいた場合、家や補習校などできちんと日本語環境を整えていれば子供は日本語と英語を両方話すことができます。
でもその期間に日本に帰国して何もしなかったら、英語を忘れるのも早いそうです。
10歳以降に帰国すれば忘れないかというと、そうでもありません。
日本の場合、中学生以降であれば国際生クラスのある学校に入ればレベルの高い英語を学ぶことができます。
でも小学生でレベルの高い英語を学べるのは、インターナショナルスクールなど、ごく一部の学校のみです。
そのため小学生のうちは外部の外国語保持教室や帰国子女専門の塾に通ったりといった方法で乗り切るしかありません。
オンライン英会話で英検の勉強をする
我が家は手軽にできることとして「フィリピンのオンライン英会話」を始めました。
英会話自体が目的ではありません。
英語で勉強をするのが目的です。
フィリピンの英会話学校の中には英語の資格取得を目的とする学校が幾つもあって、そういった学校で英検の勉強をしています。
英語環境で育ってきた子供は、英語の勉強に日本語が入ることに違和感を感じます。
私たち日本人が国語の授業を英語でされたら違和感を感じるのと同じです。
フィリピン人の英語は発音は人によってなまりはあるものの、英語で英語を学ぶことができるのが良いです。
しかもマンツーマンで1回のレッスンが1000円以下(コースによる)と値段も安いし、自宅で学べるので緊急事態宣言下でも関係ないのも良いですね。
まるこ
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