昔の見張り台や銀の採掘場を巡った〜香港歴史散歩@ 梅窩

昔の見張り台や銀の採掘場を巡った〜香港歴史散歩@ 梅窩

梅窩

梅窩(Mui Wo)は香港のランタオ島の南東部にある小さな町です。


同じランタオ島の大澳(Tao O)のような観光地ではありませんが、香港島から高速フェリーで30分で行けることもあり、近年欧米人を中心に住む人が増えています。

かつて銀が採掘されていた場所でもあります。

まずランチを食べた

梅窩に到着してからは、フェリーピアの横にあるレストランでまずは早めのランチ。

小舟で漁をする姿を見ながら、お昼ご飯を食べました。

ランチの後は梅窩の中心部に向かって遊歩道沿いを歩きました。

当日はとても良い天気でした。

細い道をどんどん歩いて行くと、次第に民家が少なくなってきました。

ランタオと言えば牛

途中で、案の定といってもいいのですが牛がいました。

ランタオ島では当たり前のように牛がいます。

鹿地塘更樓

15分ほど歩いた先に小さな村があり、更に進んでいくと石造りのタワーが見えました。

鹿地塘更樓(Luk Tei Tong Watchtower)と呼ばれる石造りのタワーは、第二次世界大戦中の1942年に建てられて、日本軍や海賊の進入を防ぐための見張り台として使用されていました。

中を覗くと階段が見えました。

今は無人で使用はされていないようです。

進行方向に牛がいた

ここから一旦折り返して元の道に戻ると、先ほど見かけた牛たちが向かいの家の庭に移動していました。

私が進もうとする先にもいます。

困ったなぁと思いつつ、おそるおそるすれ違います。

間近にいるとやっぱり迫力があります。

でも個人的には、牛より野良犬の方が苦手です(苦笑)。

北帝宮

道の途中に北帝宮がありました。

北帝は別名で玄武大帝とも呼ばれる水の神様です。

文武廟

北帝廟の近くには文武廟もありました。

文武廟は文学の神様である文昌と、武道の神様である武帝を祀った道教寺院です。

こちらの文武廟はとても小さいですが、香港島の上環にあるものがとても有名です。

銀礦瀑布

文武廟から更に5分ほど歩いた場所に銀礦瀑布(Silvermine Waterfall)と呼ばれる滝があります。

この日はとても暑かったので、滝で遊ぶ人が結構いました。

ただ残念ながら滝の写真をちゃんと撮れていませんでした。

銀鉱洞

この滝のすぐ上に、かつて銀を採掘していた場所があります。

銀鉱洞(Silvermine Cave)と呼ばれる洞穴は、2020年現在は一部公開されていて、中に入ることができます。

最終地点は緑のボスト

銀の採掘場所をでてからは、一旦中心街にあるスターバックスまで戻りました。

休憩をしてから最終地点のフェリーピアまで戻りました。

最終地点はこのレトロな緑のポストです。

今回のルートです。

香港の端っこの「らしくない香港」を楽しむことができました。

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まるこ

2011年~2020年8月まで香港在住。 現在は千葉県在住。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。 上級心理カウンセラー。

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