学校がオンライン学習を取り入れることによる「親の」メリットを3つあげてみた
新型コロナウイルスによる休校
新型コロナウイルスで世界中の多くの学校が休校になりました。
今までずっと住んでいた香港は、オンライン化という観点においては日本よりずっと進んでいました。
学校の管理業務や宿題提出といったこと全てがオンラインで行われていたので、新型コロナウイルスによって休校になっても日本ほどの大きな混乱はありませんでした。
我が家の子供たちはずっと香港で学んできたので、オンライン学習については私よりも詳しいです。
今までは日本の学校は遅れていると感じていましたが、この状況下で一気にオンライン化が進んだと感じています。
学習のオンライン化は、子供にとってはメリットとデメリットがありますが、親としてはどちらかと言えばメリットが多いように感じています。
今回は学習のオンライン化による親としてのメリットをあげてみたいと思っています。
学習のオンライン化によるメリット
1 連絡事項が漏れが無い
学習のオンライン化の1つ目のメリットは、先生からの連絡事項を漏れなく入手できるということがあげられます。
今までは全ての連絡事項は先生からのプリントに頼っていました。
そうすると「子供がプリントを親に確実に渡す」という手順が必要になります。
そうすると、、あるんです。
とっくに締め切りを過ぎたプリントがぐちゃぐちゃになって子供のバッグの底に沈んでいることが。
でもオンラインで先生から直接連絡をもらうことが出来れば、そんなことは無くなります。
2 親が課題や宿題を把握できる
2つ目のメリットは子供の課題や宿題が親と共有できることです。
我が家の話で恐縮ですが、先日次女の学校のフォルダーの中に、国語の教科書やノート・ドリルが入っていました。
でも教科書もノートも真っ白なまま。
娘に「宿題あるの?」と聞いても、「分かんない」の一点張り。
その後先生から課題の内容に関する投稿があり、新しく習った漢字をノートで練習する宿題があることが分かったのです。
先生から連絡が無ければ、宿題があることすら分からなかったでしょう。
もちろんしっかりしたお子さんの場合は、自発的に宿題に取り組むのですが、我が家のように子供が課題に真剣に取り組んでいない場合は、先生と直接連絡が取れる方がありがたいです。
3 早いタイミングで情報を入手できる
最後に3つ目のメリットです。
これは特に親が働いている場合に大きいのですが、連絡事項や課題をより早いタイミングで入手できるというメリットがあります。
例えば「明日書道の授業があるので、墨汁と半紙が必要になる」といった連絡事項があったとします。
母親がフルタイムの仕事の後帰ってきて、慌てて夕食の支度をしているときに、息子に「ママー、明日墨汁と半紙を学校に持って行く」なんて言われたらもう大変です。
でも先生からオンラインで連絡をもらえれば、仕事帰りに墨汁と半紙を買って帰ることもできるのです。
中学生と小学生で使うシステムは違う
我が家には中学生と小学生の娘がいますが、使っているシステムは違います。
中学校はGoogleクラスルーム
Googleクラスルームは、ネット上で学習管理ツールで、先生にとっても生徒にとっても便利です。
長女の香港と日本の中学校の両方で使われています。
小学校はSeesaw
Seesawは教育用SNSで、海外の学校では一般的に使われています。
先生がSeesawに課題を出して、それに対して子供たちが課題を提出したりコメントすることができます。
特に小学生の学習に適しています。
Seesawは次女の香港と日本の小学校での両方で使われています。
オンラインへのアクセスがこまめにできないといけない
こういったオンラインのプラットフォームは、とても便利です。
でもその反面こまめにアクセスしておかないと、それこそ忘れてしまう可能性があります。
スマートフォンで、学校からの連絡が来たらポップアップを表示するといったことが必要になるでしょう。
まるこ
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