親指シフトは自分の思考を引き出して文章に起こす時に最適だと思う
親指シフトのソフトウェアが販売終了
親指シフトと呼ばれる入力方法があります。
親指シフトはローマ字・かな入力とも違う入力方法で、しゃべるように入力できると言われています。
富士通が親指シフトのソフトOASYSや専用キーボードの販売を2021年中に終了すると発表しました。
このニュースは一般的にさほどメジャーな内容でないのですが、親指シフトユーザーにとっては大きなニュースでした。
親指シフトは自分の頭の中の思考を文章に起こすときに便利
私は職場でローマ字入力を使っているので、親指シフトでないとダメという訳ではありません。
でも自分の頭の中にある思考を引き出して文章に起こす時は、ローマ字だとちょっと引っかかりがある感じがします。
この引っかかりはわずかなものなので、ローマ字入力をしている人にとってはこの引っかかりが当たり前なので気付きません。
作業行程と文字数が違う
例えばローマ字と親指シフトとで、頭の中の思考をおこす作業行程と文字の数を調べてみました。
ローマ字の場合
①頭の思考→②ローマ字(英語)→③平仮名→④漢字
文字の数・・・mojinokazu ・・・10文字
親指シフトの場合
①頭の思考→②平仮名→③漢字
文字の数・・・もじのかず・・・5文字
引っかかりの正体は、思考を言葉にする時にローマ字という行程が増えること、そして入力する文字の数が大体倍になるということです。
短い文章を書く場合は対した影響はないのですが、普段長い文章を書く人にとってはこれが大きな差になります。
私自身も通勤電車の中の20分ほどで原稿用紙2枚~3枚の原稿を書くことがありますが、ローマ字入力だと短時間でここまでの文章は書けないと考えています。
基本的には問題ない
販売終了のニュースに関連して、親指シフトユーザーの方が続々コメントや動画などを発表しています。
勝間和代さん
立花岳志さん(ブロガー)
大東信仁(ものくろ)さん(親指シフトインストラクター)
実際は富士通のパソコンで無くても親指シフトは使えるので、特に大きな問題はありません。
ポメラも親指シフトを取り入れなくなっている
このブログの原稿を書く時も親指シフトで入力していますが、パソコンではなくてキングジムのポメラ呼ばれるデジタルメモで親指シフトを使っています。
ポメラは書くことに集中できるので、気が散りやすい私にはぴったりです。
ただこのポメラもDM30からは親指シフトを搭載していません。
今はDM200を2台持っているので、1つが壊れてもしばらくは対応できる状態ですが、今後はMacBookかiPadを使って親指シフト入力をする必要があるかもしれません。
まるこ
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