日本航空のビジネスクラスのシート「JAL SKY SUITE Ⅲ」のちょっと残念だった点と、それでもJALにして良かった点をまとめてみた

日本航空のビジネスクラスのシート「JAL SKY SUITE Ⅲ」のちょっと残念だった点と、それでもJALにして良かった点をまとめてみた

JAL SKY SUITE Ⅲ

キャセイパシフィック航空ののアジアマイルの特典旅行を使って、香港から羽田空港行きの便のビジネスクラスを予約しました。


ビジネスクラスのシートはJAL SKY SUITE Ⅲ。

JAL SKY SUITE Ⅲは通路に背を向けるように座席が配置されたリバースヘリンボーン型のシートで、フルフラットにもなります。

(日本航空のウェブサイトより)

でもこのシートの評判は微妙。

主に短~中距離路線で使われているJAL SKY SUITE Ⅲは、アメリカなどの長距離路線で使われている個室型になったJAL SKY SUITEに比べると狭くて圧迫感があるらしいのです。

実際にこのシートを利用して感じたことをまとめてみました。

ちょっと残念だった点4つ

1.やっぱり座席に圧迫感がある

1つ目は座席に座った時に感じる圧迫感です。

今回は左側の1人席でした。

実際に座ったシートです。

窓側にあるテーブルが良い感じです。

充電スペースもちゃんとあります。

でも正面を向くと、、確かに狭いです。

特に右側の部分にかなりの圧迫感を感じます。

2.テーブルの位置が微妙

2つ目はテーブルの位置が微妙なことです。

この圧迫感のある右側の部分からテーブルを倒します。

倒しただけだとテーブルが斜めになってしまうので、テーブル部分だけ回転するようになっています。

このテーブル位置が微妙であるせいで、シートで身動きがとりづらいのです。

仕方なく食事の時以外はテーブルを片付けていました。

なんでテーブルの収納スペースが斜めになっている部分なのでしょうか。

他の航空会社のように反対側(この座席だと左側)にテーブルの収納場所を作れば、こんなに邪魔にならなかったのではないかと思うのです。

3.収納が少ない

3つ目は座席の収納スペースが少ないことです。

収納は座席横のヘッドフォン収納の部分と肘掛けの部分にあります。

収納をそれほど必要としない人には問題ありませんが、私は結構収納スペースを使うのでちょっと不便でした。

4.座席のリクライニングの微調整ができない

4つ目は座席のリクライニングの微調整ができないことです。

同じ日本航空でもJAL SHELL FLAT NEOは座席のリクライニングの微調整ができたので、座った状態で足元をあげることができました。

でもこちらはフルフラットにするか起こすの選択しかありません。

そのため、足元を上げるために座席の奥の台まで足を伸ばして、そこに足を引っかける方法をとるしかありませんでした。

それでもボックス型で良かった

ここまでダメ出ししてしまったのですが、もちろん良かった部分もあります。それはボックス型であることでプライベートな空間が十分に保てたことです。

周りに気を遣う必要が無いのは、個室タイプならではです。

日本航空のサービス自体は素晴らしかった

シートはともかく日本航空のサービス自体はとても素晴らしかったです。

キャビンアテンダント

特にキャビンアテンダントのきめ細やかなサービスは他にないものだと感じました。

例えば、収納スペースが足りない点に関しては飛行機のシートベルトサインが消えたタイミングで荷物を下ろす作業をしてくれました。

また今回はじめて聞かれて驚いたのが、「お食事は何時からがよろしいでしょうか?」という質問です。

今まで様々な飛行機に乗りましたが、食事の開始時間を自分で決めたのははじめてです。

利用客がが少なかったということもあったのでしょう。

そしてその時間が少しでも遅れると、申し訳ございませんと謝られてしまって、かえって恐縮してしまいました。

食事が美味しかった

そして最後に素晴らしかったのが機内食です。

日本らしくワンプレートにまとめられたプレートは色合いも良いです。

今回は洋食を選びましたが、ステーキもとても美味しかったです。

デザートはハーゲンダッツ!

※ちなみにこの後食べ過ぎで胃が苦しくなってしまってしばらく横になる羽目になり、シートのフルフラット機能を十分に堪能できたのはここだけの話です(笑)

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まるこ

2011年~2020年8月まで香港在住。 現在は千葉県在住。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。 上級心理カウンセラー。

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