オンライン学習が進んでいる香港だけど、特に小学生以下だと大変だと思う5つの理由
Zoomなどのオンライン学習が注目されている
日本の学校が3月2日(月)から全校休校の要請が入りました。
実際に休校を始めている場所とそうでない学校があるようです。
注目されているのがオンラインによる学習です。
日本でもZoomによるオンラインの授業が注目されています。
自宅での学習は難しい
香港はオンライン学習に関しては日本より進んでいます。
我が家の子供たちも2月からオンラインで授業に参加をしています。
一見カッコいいこの状態ですが、実際のところかなり大変です。
特に子供が小学生以下の場合に難しさを感じる理由をまとめてみました。
1 オンライン学習のための事前の設定が負担
ひとつ目の問題はオンライン学習のための事前の設定です。
イマドキの子供は一旦パソコンを習得すれば大人よりも上達は早いと思いますが、学習するためのIT環境を整えるのは親になるので、この作業がとても大変です。
Google ClassroomやZoomなどの登録や管理は親がしないといけませんが、普段からPCやタブレット端末を使い慣れていないと、この作業がかなり負担になるでしょう。
2 親が付いていないといけないのが負担
2つ目の問題は、子供が小さい場合は親がずっと付いてないといけないことです。
中学生くらいになると自発的に学んでくれるかもしれませんが、小学生がひとりでパソコンに向かって学ぶのは至難の業です。
またオンラインの授業中は良いですが、例えばドリルなどのワークは親が付いていないとついサボってしまいます。
3 自宅だと子供がだらけてしまう
3つ目の理由は自宅だと子供がついだらけてしまうことです。
私は自分自身が家で全く勉強できないタイプなのでこの気持ちは良く分かります。
我が家の子供も気がついたらソファーに寝転んでスマホをいじっています(苦笑)。
4 勉強環境が整っていない
4つ目の理由は家庭の中での学習環境です。
この
この点に関しては日本の子供たちは香港に比べると恵まれていて、自分の机・パソコン・部屋があって集中できる環境が整っているかもしれません。
でもこういった環境が整備されないない場合には、なかなか勉強に集中できないでしょう。
5 学校の楽しい部分が無い
そして最後の問題が学校の楽しい部分が無いことです。
学校は勉強は楽しくないけど、休み時間にお友達と遊んだりおしゃべりしたりといった楽しみがあるから成り立っています。
でもオンライン学習はこの楽しい部分を取っ払って楽しくない勉強だけになってしまうので、子供たちとしてはしんどいばかりです。
それでもできる限りのことをするしかない
自宅でのオンライン学習は子供にとっては大変なことなので、学習習得度がどうしても低くなってしまうのが事実です。
それでもゼロよりは良いのです。
特殊な状況が続きますが、できる限りのことをするしかないのです。
まるこ
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