香港航空の格安ビジネスクラスのコストパフォーマンスが良すぎる理由について5つにまとめてみた

香港航空の格安ビジネスクラスのコストパフォーマンスが良すぎる理由について5つにまとめてみた

香港航空のビジネスクラス

旧正月にビジネスクラスに乗ってタイに家族旅行をしました。


ビジネスクラスで旅行なんてと思われるかもしれませんが、香港には格安でビジネスクラスに乗れることで有名な香港航空があります。

この香港航空のビジネスクラスのコストパフォーマンスが良すぎると感じた点について5つにまとめてみました。

1.路線と時期によってはエコノミークラスと値段の差があまりない

1つめの理由は路線と時期よってエコノミークラスと値段があまり変わらないことです。

香港航空のチケット代の目安です。

日本-香港間往復(通常/ピークシーズン)

  • エコノミークラス(約25,000円/約65,000円)
  • ビジネスクラス(約120,000円/約135,000円)

香港-バンコク間往復(通常/ピークシーズン)

  • エコノミークラス(約20,000円/約70,000円)
  • ビジネスクラス (約55,000円/約85,000円)

日本〜香港間は人気路線なので高めですが、バンコク路線は安いです。

一般的にエコノミークラスはシーズンによる値段の違いが大きいですが、ビジネスクラスの場合はこの差が比較的少ないため、ピークシーズンになるとエコノミー/ビジネス間の金額の差が小さくなります

このように比較すると、ピークシーズンで高いお金を払うならビジネスクラスの利用もありだと思われるでしょう。

ちなみに以前この航空会社のサイトをチェックしていて、ビジネスの料金がエコノミーより安いというあり得ない現象を発見したことがあります(笑)。

2.香港国際空港のVIPラウンジのクラブオータスが使える

2つめの理由は航空会社のラウンジが使えることです。

香港国際空港で利用したラウンジは、専用ラウンジのクラブオータス(Club Autus)です。

このラウンジについては別の記事で書いたので、こちらを参考にしてください。

3.機材が最新のA350型機だった

3つめの理由は、エアバスの新型機材の350型機(A350-900)に乗れたことです。

香港航空のA350型機のシートは、それぞれ通路に背を向ける様に斜めに配置されたリバースヘリンボーン型です。

収納は多くて、サイドのテーブルに浅い収納スペースと、足元に深い収納スペースがあります。

肘掛の空間にも収納ができます。

シートはフルフラットになるタイプです。

フルフラットにするとモニターの下にある台とつながります。

シートベルトは車のような3点ベルトです。

残念ながら2020年2月以降A350の機材は使われていません。

4.機内食が以外と良かった

4つめの理由が機内食です。

日系の航空会社に比べると劣りますが、同じ香港系の航空会社でなるキャセイパシフィック航空と比べて決して負けていません。

特にワインはキャセイで飲んだものより美味しかったです。

  • 一般の食事

  • ベジタリアンメニューのメイン

5.ファストトラック使用で待ち時間無し

最後の理由はバンコクの出入国がスムーズなことです。

バンコクのスワンナプール国際空港は、出入国に時間がかかることで有名で、特に入国には2時間以上かかることもあるそうです。

でもビジネスクラス利用客は、ファストトラックレーンを通って手続きができるのでとてもスムーズです。

ファストトラックレーンを利用するために以前はチケットが必要でしたが、2020年1月現在はビジネスクラスの搭乗券を提示することで利用が可能です。

香港航空の経営状態は大丈夫なのか

ここまで比較して香港航空に乗ってみたい方もいるかもしれません。

でもこんなコスパが最高な香港航空ですが、決定的な問題点が2つあります。

1つめの問題点は2019年末から機内エンターテイメントが廃止になったことです。

せっかくこんなに大きな画面があるのに、ただ光っているだけのモニターになっています。

そのため映画などを見たい場合はご自身のタブレットとヘッドフォンを持参する必要があります。

そしてもうひとつの問題が香港航空の経営状態です。

2019年12月には香港当局によって39機中の7機が差し押さえられました

またこれに合わせて2020年2月より長距離路線の運行を停止することになりました。

香港のデモに合わせて新型コロナウイルスの影響もあり今後が心配です。

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まるこ

2011年~2020年8月まで香港在住。 現在は千葉県在住。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。 上級心理カウンセラー。

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