香港理工大學の攻防が続く香港を見て、今は香港に長くあった”膿”を出しているんだと思うことにした
香港理工大が”戦争”状態
紅磡にある香港理工大學(The Hong Kong Polytechnic University)で学生と警察との攻防が続いていて、”戦争”状態になっています。
前週の木曜日(14日)の朝から催涙弾が放たれていて、その後も週末にかけて攻防ずっと続いています。
18日の夜は、近辺のあらゆる場所で催涙弾が発砲されました。
私の職場の目の前にある通りでも、何度となく催涙弾が発砲されていました。
その関係で、尖沙咀や尖東などになる多くの企業がクローズしたり、自宅待機状態になっています。
以前ネイザン通りで機動隊の行進を目の当たりにしてちょっと怖かったのを思い出しました。
この時よりもっと厳しい状態になっているようです。
尖沙咀周辺が壊滅的
19日朝の地下鉄の状況です。
尖沙咀・尖東・紅磡などがクローズしています。
Google Mapsも通行止めの案内が驚くほどついていて、車での移動もままならないことが分かります。
香港にあった”膿”
こんな大変な状態が続く香港ですが、私は個人的に今は香港にあった”膿”を出しているんだと思うことにしました。
この”膿”というのは、イギリスの統治を経て中国による一国二制度になった、香港内にあった諦めであったり、葛藤であったり、怒りであったり、そういったドロドロしたものです。
これは膿なので膿を出してしまえば傷は治ります。
私は以前は、「香港人はどんな環境でもお金さえ稼げればどうでもいい」と考えていると思い込んでいました。
もちろんこの考えを持っている人が多いのも事実ですが(笑)、若い人を中心に香港という国を愛していて、今の香港をもっと自由にしたいと思っている人が多いことに気付きました。
会社に行けないけど仕方ない
最近はお昼で帰宅を命じられたり、日本に一時帰国をしていたりした関係で、自分の仕事が進んでいません。
今日も自宅待機なので、ますます仕事が進みません。
焦る気持ちもあるのですが、こればかりは仕方ないので、流れに身を任せるしかないと思っています。
まるこ
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