長洲島みたいな饅頭タワーのある祭りを見学した〜油塘香港天神老爺盂蘭勝會@鯉魚門道遊樂場 / 香港のお盆まつり「ハングリー・ゴーストフェスティバル(盂蘭勝會)」を見学 in 2019(3)
香港のお盆まつり
旧暦の七月は香港でのお盆シーズンです。
香港内のあらゆる場所で、お盆のセレモニーが行われています。
2019年は觀塘線沿線に行くことにした
2019年に重点的に行こうと思っていたエリアは、地下鉄(MTR)の觀塘線沿線です。
今回はこの沿線沿いの油塘駅の近くで開催されたお盆まつりを見学してきました。
鯉魚門道遊樂場
今回のお祭りの会場は、油塘の駅から歩いて10分ほどの場所にある鯉魚門道遊樂場です。
この場所はお祭り初日の8月13日(火)の夕方と、2日目の8月14日(水)の夜の2回も行ってしまいました。
包山
まず目に付くのが、神棚側に備えられた4つのタワーです。
この山は包山と呼ばれています。
左右の端にあるのが饅頭。
真ん中のひとつがスルメイカ。
もう一つは干し肉のようです。
包山で有名なのが、長洲島で毎年春に開催される饅頭まつりですが、この包山はそこまで大きくないのと、饅頭の数は少なめです。
とちらも鶴佬式のまつり
このお祭りと長洲島の饅頭まつりはルーツが近いと思われます。
包山はもちろんですが、大士像にも長洲島との共通点があります。
今回の大士王です。
頭の上に観音様が載っています。
そして長洲島の大士像はこちらです。
どちらも、赤い顔で片足が上がっています。
この大士像は中国の惠僑の鶴佬式のお祭りの特徴です。
神棚
神棚も通常見る潮州式のお祭りとちょっと違いました。
あの世へのメッセンジャーとしての神馬はちょっとコミカルです。
夜は神功戲をやっていた
こちらは神功戲と呼ばれるオペラをする舞台です。
2回目の時にはオペラが開催されていました。
内容はさっぱり分かりません。
でも独特の舞台の雰囲気は伝わります。
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まるこ
2011年~2020年8月まで香港在住。
現在は千葉県在住。
好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。
上級心理カウンセラー。
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