「アンフェア」について色々考えてみました

「アンフェア」について色々考えてみました

子供に「アンフェア」だと言われました

子どもたちに「それって『アンフェア』だ」と言われたことが何回かありますが、言われるたびにちょっとびっくりしてしまいます。

普段子供たちは私に英語を話すことはありません。

おそらく「アンフェア」に相当する日本語がどうしても思いつかなかったので、英語をそのまま使ったのだと思われます。

そう考えてみると、確かにこの言葉を日本語でどのように表現するか判断に迷ってしまいます。

英語圏では子供が「アンフェア」と普通に言います

「アンフェア」と聞くと、どうしてもこのドラマを思い出してしまいますね(笑)

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アンフェアという言葉は、英語だとunfairと書いて、不公平な・不公正な・ずるいといった意味があります。

日本語訳として一番しっくり来るのは、英語をそのまま使用した「フェアでない」「フェアじゃない」という言いかたでしょうか。以前インターネット上で、

「スポンジボブのアニメで『フェアじゃない』という表現があったが、どんな意味か?」

という書き込みを読んだことがあります。

日本の子供が「フェアじゃない」という事はほとんどありませんが、英語圏の子供はこの「アンフェア」を普通に使っているのでしょう。

公平であることに関する認識の違いですね。

「ずるい」と「フェアじゃない」だと受け取り方が違います

例えば子どもが、兄弟だけ欲しいものを買ってもらって自分が買ってもらえなかったときに、

「○○ちゃんだけ買ってもらった。それって『ずるい』。」

「○○ちゃんだけ買ってもらった。それって『フェアじゃない』」。

と言った場合、受け取ったときの印象がだいぶ変わります。

「ずるい」だと主観的な感じがします。

でも、「フェアじゃない」と言った場合は、それが正当な言葉である印象を受けます。

最後に

私たちは、決してフェアでない中で生活をしています。

でもそのうちに「フェアでないことを半ばあきらめのように受け入れている」気がします。

子供たちには、将来フェアでない状況にあたったときは、きちんとそれが「フェアじゃない」と訴えて欲しいなと思っています。

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まるこ

2011年~2020年8月まで香港在住。 現在は千葉県在住。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。 上級心理カウンセラー。

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