香港の携帯電話SmarTone の契約者向けローミングサービスVirtual WiFi Eggを使ったら、中国でもFacebookやGoogleを普通に使えた〜深圳一泊旅行(2)
イースター休暇中に中国に行った
イースターの休暇を使って、香港のお隣の中国の深圳に一泊で旅行に行ってきました。
香港在住の人は中国に頻繁に行く人と全く行かない人に分かれています。
香港から毎日越境をして通勤する駐在員もいます。
また駐在員や現地で働いていて、月に何度か中国に出張する人も多いです。
上海や北京は遠いですが、深圳・珠海・広州などは日帰りで行けるので、感覚としては国内出張と変わりません。
でも近くても全く行かない人もいます。
私はそんな「全く行かない人」のひとりで、香港に8年住んで中国に行った回数は数えるほどです。
別に行く用事が無かったから行かなかっただけなのですが、それ以外にも大きな理由があります。
それはインターネット環境です。
Googleが無いと生きていけない
最近は海外に旅行に行く時にもwifiルーターやSIMカードなどでインターネット環境にしておけば、特に困ることはありません。
でも中国には大きな問題があります。
それはインターネットの規制です。
中国大陸は国の政策で、Google・Facebook・Twitterなどを利用することができません。
もちろん中国独自の検索サイトもありますが、普段使い慣れた検索サイトが利用できないのはやはりストレスです。
以前日本で「私LINE無いと生きていけない」と嘆く若い女性を見かけました。
私はLINEが無くても生きていけますが、Googleの無い社会で生きていける自信が無いのです(笑)
香港携帯の定額ローミングサービス
今回の深圳旅行にあたって、普段契約しているSmarToneの定額ローミングサービスを契約しました。
通常SmarToneではVirtual WiFi Eggと呼ばれる安価なローミングサービスを月極で提供していますが、イースターの連休前にこのサービスを10日間限定で利用できるというものがありました。
金額は中国とマカオで10日間で199香港ドル(約2,800円)です。
ネットは無制限ですが、1日500MBを超えると、128kbpsに速度が落ちます。
事前のアクティベートの設定の必要は無し。
また今回は2日間だけの利用でしたが、終了後にローミングのスイッチを消しておけば、残りの8日分は180日目まで持ち越されるそうです。
今回は香港に行く途中にローミングをonにしておきました。
通常はSmarToneになっている携帯のアンテナですが、中国に入ると、中国聯通 (チャイナユニコム)と表示が出てきました。
FacebookもGoogleも使えた
このVirtual Eggを使ったところ、通常と同じようにFacebookもGoogleも使えました。
ちょっと不具合はありましたが、全く気にならない程度です。
でも一旦ホテルのWifiに接続したら、やはり使えないアプリがありました。
ホテルのwifiでうまく使えなかったアプリ
ホテルのWifiで使えなかったアプリはこちらです。
- Google検索
- Yahoo検索(ニュースは出てくるが検索はできない)
- Google Maps(地図はでてくるがルート検索ができない)
- Youtube
- Amazon(日本)
Youtube はダメだけど、Tiktokは使える
同じAmazonでもAmazon Musicは使えました。
子ども達はホテルのWifiで大好きなYoutubeが使えなくてだいぶ不満だったようですが、同じ動画配信でも中国の動画作成サービスであるTikTokは使えたそうです。
香港携帯のローミングサービスだと一通りは使えそう
今回はSmarToneのローミングサービスを利用しました。
でもこれはSmarToneだけでなくて、夫が使っている香港の別の会社のローミングサービスでも同じだったので、香港携帯のローミングであれば、中国で規制されているサービスもある程度は利用できるのでしょう。
今回は利用しませんでしたが、ローミングサービスを利用したプリペイドSIMカードでも同様なのかもしれません。
これはまた機会があったら試してみたいと思っています。
まるこ
最新記事 by まるこ (全て見る)
- ポメラDM250を持ち歩くと何か書きたくなる - 2024年4月27日
- 香港からマカオまで、久しぶりに港珠澳大橋のバスを利用した - 2023年12月27日
- リトラル(Restaurante Litoral (Taipa) )/ちょっと中華な気がするのはメニューのせいだろうな - 2023年12月26日