貯水池の周りの美しい石積みの橋を渡った~大潭水務文物徑(Tai Tam Waterworks Heritage Trail)をお散歩(2)
タイタム貯水池
香港には飲料水確保のために幾つもの貯水施設があります。
先日タイタム貯水池(大潭水塘 – Tai Tam Reservoir)と呼ばれる貯水池に行ってきました。
ここには4つの貯水池があります。
その周りは大潭水務文物徑(Tai Tam Waterworks Heritage Trail)と呼ばれるハイキングコースになっていて、多くのハイカーやトレイルランナーだけでなく、地元の人の憩いの場所となっています。
前回の記事では、ダムの上の細い道を2階建てのバスで渡りました。
橋を渡ってすぐのバス停である大潭郊野公園(Tai Tam Country Park)でバスを降りて、ひとつ目の貯水池である大潭篤水塘水壩(Tai Tam Tuk Reservoir Dam)からお散歩のスタートです。
大潭篤水塘水壩(Tai Tam Tuk Reservoir Dam)
大潭篤水塘水壩(Tai Tam Tuk Reservoir Dam)は、1912~1917年に建設されたダムで、石張り重力式コンクリートダムと呼ばれる形式のダムです。
4つのダムの中では一番新しくて(新しいといっても100年前ですが)、貯水池としては最大の大きさになります。
2009年にダム・大潭篤水塘水掣房(バルブハウス)・大潭篤水塘紀念碑(記念碑)が法定古蹟になりました。
大潭篤水塘石橋(Tai Tam Tuk Reservoir, Masonry Bridge)
ダムの周辺には石積みの美しい橋である大潭篤水塘石橋(Tai Tam Tuk Reservoir, Masonry Bridge)があります。
4本あるこの橋は1907年に建設されたもので、こちらも法定古蹟に指定されています。
今回タイタム貯水池に行きたかった理由のひとつがこの美しい橋を見ることでした。
写真よりも実物の方がずっと良かったです。
【今回のルート】
【ダムに関するその他の記事はこちら】
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まるこ
2011年~2020年8月まで香港在住。
現在は千葉県在住。
好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。
上級心理カウンセラー。
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