アドラー心理学の本をまとめ読み (1)まずはアドラー心理学とは何か調べてみました / 超図解 勇気の心理学 アルフレッド・アドラーが1時間でわかる本 / 中野 明著 (Kindle Unlimited)
アドラー心理学
数年前から注目されているアドラー心理学。
「嫌われる勇気」は、香港の書店でも中国語に翻訳された台湾版が売られています。
アドラー心理学の本をいつかきちんと読みたいと思っていたのですが、その前にアドラーはどのような人なのかについて概要を知っておきたいと思いました。
こちらの本を読みました。
写真は紙の本ですが、Kindleの場合はKindle Unlimitedの対象となっています。
この本はアドラー心理学の目次のような本なので、アドラー心理学がどのような考え方なのか知りたい方には最適です。
アドラーの生涯
アルフレッド・アドラーは、1870年にオーストリアでユダヤ人の両親の元に生まれました。
医師として働くかたわら心理学に興味を持ち、フロイトの主催するグループに所属しましたが、フロイトとは後に決裂しています。
第一次世界大戦の時に従軍医師として働き、帰国後はウイーンに世界で初めての児童相談所を設立しています。
その後アメリカに移住し、1937年に講演先のスコットランドで生涯を終えました。
私はアドラーの事を精神科の医師とだけ思っていましたが、当初は眼科などの一般の医師として働いていたことを初めて知りました。
世界で初めての児童相談所を設立したというエピソードもアドラーらしいですね。
アドラーに影響を受けた著名人
アドラーは自己啓発の父とも呼ばれる通り、様々な人に影響を与えています。
例えば自己実現理論を提唱したアブラハム・マズローは師弟関係になります。
アドラーの考える「共同体への貢献」は、ドラッガーの考えと共通点があります。
また7つの習慣のスティーブン・コヴィーとも「目的論」の考え方で一致しています。
アドラー心理学に関する5つの観点
著書では、アドラー心理学について、以下の5つの観点で述べられています。
- 劣等感…..劣等感がアドラー心理学の基礎
- ライフスタイル……幼児期に形成されるその人の根本的な生への態度のこと。
- 共同体感覚……他者に関心を持ち、人類の福利にできるだけ貢献する事。
- 人生の3つの課題.…..共同体生活・仕事・愛
- 一歩踏み出す勇気……不適切なライフスタイルから相手が一歩踏み出すよう勇気づけること。
こういった本で概要をつかむと、もうすこし細かい内容について知りたくなりますね。
引き続きアドラー心理学の本を読んでいくつもりです。
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