孫中山紀念館(Dr Sun Yat-sen Museum)は香港ではじめての鉄筋コンクリートの住居です〜香港歴史散歩@中環(セントラル)
博物館自体が歴史的な建物です
今回ご紹介するのはこのお姫様が住んでいたような建物です。
ここは歴史的な人物にまつわる博物館です。しかも博物館自体も歴史的な建物です。
甘棠第(Kom Tong Hall)
前回の続きです。
シナゴーグを出て坂を下っていきました。
すると右手にこの様なレンガ造りの建物が見えてきました。
この建物は甘棠第(Kom Tong Hall)と呼ばれています。
甘棠第は香港の法定古蹟です
甘棠第(Kom Tong Hall)は、1914年に建設されました。
甘棠第という名前は、ユーラシア大陸との交易で財を成した最初の持ち主である何甘棠(Ho Kom Tong)の名前からとられました。
鉄筋コンクリートで建設された「はじめての住居としての建物」の1つでした。
ギリシャ風の花崗岩の柱で囲まれたイギリスのエドワード様式の建築物で、カラフルなステンドグラスと階段の手すりは、当時からのものです。
甘棠第は香港の法定古蹟(記念建造物)として登録されています。
孫中山紀念館
甘棠第は2004年に政府に買収されました。その後2006年に孫中山紀念館(Dr Sun Yat-sen Museum)という公共の博物館として生まれかわりました。
孫中山は辛亥革命を率いたことで有名な革命家で、日本では「孫文」の名前で知られています。
孫中山紀念館な常設展は無料で入ることが出来ます。
ちなみに特別展が開催された場合若干お金がかかりますが、以前ご紹介したMuseum Passを持っていれば、特別展も原則無料で入ることが出来ます。
孫文に興味がある人もそうで無い人も、一度は行くことをオススメします。
孫中山トレイルコース
この孫中山紀念館の周りにはこのような孫中山ゆかりの場所を巡るトレイルコースがあります。
香港大学のところからセントラルまでなのですが、道を知っている人からしたらかなり気合いの入ったルートです。
地図では分かりづらいのですが、このあたりは坂が多くてかなりのアップダウンがあります。そのため歩きたい方はヒールでは無く歩きやすい靴で行かれることをオススメします。
まるこ
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