PMQ元創方は建物自体より地下トイレの方が価値がある?〜香港歴史散歩@中環(セントラル)

PMQ元創方は建物自体より地下トイレの方が価値がある?〜香港歴史散歩@中環(セントラル)

PMQ 元創方

今回ご紹介するのはPMQ 元創方です。

ここは以前も取り上げた場所なのですが、今回はいつもと違う場所を取り上げたいと思います。

今回はPMQの営業時間内でした

前回の続きです。

甘棠第(Kom Tong Hall)から鴨巴甸街(Aberdeen Street)の坂をおりていくと、左手にPMQ 元創方が見えてきました。

しばらくここで休憩をとることにしました。

PMQは元々は警察の既婚者用の官舎です。

前回は朝早すぎてまだお店が開いていませんでしたが、今回は営業中で良かったです。

PMQは敷地の隅の場所の方が歴史的価値が上です

PMQは3級歴史建築に登録されています。

でも敷地の隅にある場所の方が建物本体よりも歴史的な価値としては上なのです。

場所はこの鴨巴甸街(Aberdeen Street)士丹頓街(Staunton Street)の交差したところにあるここです。

これだけ見てもなんだか分かりませんよね。

覗くとこの様になっています。

地下の入口のようです。

中は薄暗くてよく分かりません。

あまりにも地味なので、おそらく知らないと通り過ぎてしまうような場所です。

公共の地下トイレ

ここは1918年につくられたUnderground public latrine と呼ばれています。

いわゆる地下の公共トイレです。

入口にはモザイクのタイルが飾られたネオクラシカル様式が用いられています。

この地下トイレは2級歴史建築に登録されているので、歴史的な価値はPMQの建物より上なのです。

この地下トイレは士丹頓街(Staunton Street)沿いにもうひとつの入り口があるのですが、裏口ということもあり残念ながら単なるゴミ置き場扱いでした。

歴史的価値があるのにもったいないですね。

地下ツアーに参加したい

PMQの地下は通常は入れませんが、ツアーに参加したら入れるようです。

ツアー参加費は無料です。

次回は是非ツアーに参加してみたいと思っています。

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まるこ

2011年~2020年8月まで香港在住。 現在は千葉県在住。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。 上級心理カウンセラー。

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