自分でロクに化粧できないアラフィフの私が初めてメイクを習った
中身じゃなくて見た目を変えたい
内面を磨こうと様々な自己啓発に励みながらも、いまだ消化不良の私。
昨年の秋に彩さんのセッションを受けた時に改めて気付いたことがあります。
それは「私が変えないといけないのは、中身じゃなくて見た目なんじゃないか」ということです。
恥ずかしながら私はお洒落にもメイクにも本当に無頓着です。
化粧はファンデーションくらいしかしません。
口紅くらいは塗っているものの、最近はマスク生活が続いているので、その口紅すら塗ることが無くなりました。
また服装に関しても、決めるのが億劫なので色違いで同じような服を買って順繰りで着ているのが現状です。
これから仕事を再開したいのに、見た目が小汚いと決まる仕事も決まらないと思い、少しずつ見た目をバージョンアップすることにしました。
化粧を習いに行くというと、夫には「悪あがき」、娘からは冷たい視線を浴びましたが、気にしません(苦笑)。
まずはお化粧から。
自己流で勉強しても分からないので、プロに教えてもらうことにしました。
YUKARIさん
今回メイクを習ったのは、ご自宅でメイクの指導をされているYUKARIさん。
プロフィールを読むと、高学歴の理系女子→外資系勤務からの転身という異色の経歴の方です。
まずは買い物から
YUKARIさんのメイクレッスンで魅力だったのが、買い物のアドバイスもしてくれることです。
私はほとんどメイク道具を持っていなくて、何を買ったら良いかも分かりません。
三鷹の駅で待ち合わせて、まずは駅の近くのドラッグストアでアドバイスを受けながら一緒に買い物をしました。
化粧水・乳液・リキッドファンデ(BBクリーム)だけは自前の物を持参したので、それ以外のものを全て購入。
2,000円の資生堂のパウダーと2,500円のソフィーナの口紅は少し高かったですが、残りは1,000円台か1,000円以下のリーズナブルなものばかり。
13品で14,445円で済みました。
買い物で特に印象的だったのが、ハイライトやキラキラしたものをうまく取り入れること。
そういったものは安くて可愛いものがいっぱいあるのです。
そうして一気に化粧品を買って、開封の儀を終えてからさっそくメイク開始です。
まずは化粧の前から
塗っていたリキッドファンデを落としました。
こちらがすっぴんの状態。
私を知っている人は、「普段からこんな感じだよね」と思うかもしれません(苦笑)。
ちなみに今回はYUKARIさんから教わった内容を私なりに解釈したことを書いています。
実際教わった内容とは違うかもしれませんが、備忘録を兼ねてまとめてみました。
1 化粧水・乳液けで肌を整える
まずは手持ちの雪肌精の化粧品でベース造りです。
化粧水はスプレーだったので、吹きかけてから手で軽く押さえます。
そして乳液は手のひら全体でひろげてから、こちらも軽く押さえるようにつけます。
横にひろげずに押さえるだけです。
手のひらがクッションになっているので、上手く使うと良いそうです。
2 コンシーラーとリキッドファンデ
次はコンシーラーとリキッドファンデーションです。
クマ隠しのコンシーラーは、目頭の下に軽くつけて広げすぎない程度に伸ばします。
リキッドファンデーションは、乳液と同じく手のひらで広げてから押さえるようになじませます。
この時に、小鼻の横と目尻の下がどうしても塗り漏れるので、別につけます。
また目尻の下(頬骨の上)の小さな三角形の部分に追加で塗ると、きちんとメイクした印象になるそうです。
3 おしろい
リキッドファンデーションの次はおしろい(プレストバウダー)です。
顔全体に軽く押すようになじませます。
ここまで終了した状態です。
ライトの関係で少し暗く感じますが、ベースがしっかり塗られた感じがします。
4 眉
私はしっかり眉でお手入れもほとんどしていないので、今回は自分の眉をバランス良く整えるようにしました。
左右を比べると右の方が眉山が高いので、右側から開始。
今回はペンシルとパウダーが一本にまとまっているアイブロウを使いました。
色はアッシュが肌になじんで良いそうです。
- 眉山の位置を決めて印をつける(ペンシル)
- 眉山の下の部分から眉尻に向かって横に書く(ペンシル)
- 眉山から眉尻に向かって軽く流す(ペンシル)
- 眉頭から眉全体に軽く流す(バウダー)
眉が終わった状態です。
眉全体が軽く整った感じになりました。
5 アイシャドウ
アイシャドウは2種類のペンを使い分けました。
- ハイライトを目の上全体につける (太)・・・ポイントは上から下につけること
- 濃い色を黒目の上につけてなじませる (細)
- 真ん中の色を濃い色に塗った部分の上につけてなじませる(細)
- キラキラした色を下まつげの際につける (細)
6 アイライナー
目の際をなぞるようにつけるが、目尻は真横にまっすぐに書く。
7 マスカラ
初心者は「ロング」タイプがだまにならないのでオススメ。
ビューラーを使わない場合の方法です。
- マスカラのブラシを、上からまつげをなぞるようにつける。
- マスカラのブラシを下からまつげにつけるが、全体につくように両サイドに軽く動かしてからまつげがカールするように上向きにつける。
アイメイクが終わった段階です。
8 チーク
太い筆を使って頬骨の上くらいをくるくるまわしてから、横にさっと逃がすように薄付けする
今回はちょっとピンクの強い色にしましたが、薄くつけたのでそれほど目立ちません。
9 口紅
- 口紅を全体につけるが、口角近くの塗り漏れが無いようにする。
- 乾燥を防ぐために、唇の真ん中あたりにグロスをつける。
できあがった
できあがりはこんな感じです。
ライトをあてるとちゃんと塗った感じがします。
また横から撮ると、ちゃんとメイクできているのが分かります。
世の中の女子の努力は半端ないと痛感した
これでようやく終了しました。
ここまでやって痛感したのは、日本の女子の「可愛いにかける努力」が半端ないということ。
いつも道を歩くと、可愛い女子が沢山歩いていますが、
みんな若い時から、こうやって綺麗でいることに対して投資をしていたんですね。
50年近く生きていて、改めて女子力を上げる努力不足を痛感しました。
この行程を全て再現するのは難しいかもしれませんが、できるだけ近づけるようにしていきたいと考えています。
※YUKARIさんのプロフィールはこちら。
オンラインでも講座を開いているそうです。
現在は対面の講座は1日1組まで、直接肌に触れない、頻繁に消毒をするなど、きちんとコロナ対策もされていました。
まるこ
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