香港でのトイレットペーパーの買い占めは日本の災害の時と同じ~普段から1ヶ月分のトイレットペーパーを備蓄しておいた方が良いのかもしれない
日用品が品薄
中国の武漢で発生した新型コロナウイルスによる混乱が続く香港。
スーパーではマスク以外にも幾つかの商品が品薄になっています。
少なくなっているのは米やパンなどの食材。
そして手を洗うためのハンドソープやハンドサニタイザー、消毒するためのブリーチ剤やアルコールなどです。
トイレットペーパー
その中で最近何かと話題になっているのがトイレットペーパーです。
SNS上でトイレットペーパーを大量に買い込む人の画像や、家の中に大量に保管している写真が幾つもシェアされています。
近所のスーパーでもトイレットペーパーが全て売り切れていました。
トイレットペーパーを大量購入した写真を見て、そんなに買い込んで何回トイレに行くんだと思われた方も多いでしょう。
災害時にトイレットペーパー不足になる
トイレットペーパーを買い込む行為は、日本でも災害の時に良く見られます。
トイレットペーパーが無くなったことで一番有名なのは1973年のオイルショックですが、阪神・淡路大震災や東日本大震災の時にも発生しました。
日本では1ヶ月分のトイレットペーパーの備蓄を勧めている
今回の香港のトイレットペーパーの買い占めで痛感したのが、前もってトイレットペーパーを備蓄すべきだったということです。
日本の経済産業省は、災害時のために普段から1ヶ月分のトイレットペーバーの備蓄を勧めています。
(経済産業省作成のポスター)
1ヶ月の備蓄は家族で30ロール!?
1ヶ月に必要なトイレットペーパーの量は家族の構成によっても違います。
またトイレットペーパーがシングルとダブルの場合、ダブルだとシングルの倍の数が必要です。
あるサイトでは4人家族で1ヶ月でシングルだと15ロール、ダブルだと30ロールが必要と書かれてありましたが、その家庭によって必要な数は違います。
「トイレットペーパーを交換した日付を何回か記録する」といったことをしておけば、ひと月ごとに必要な数がわかるでしょう。
普段からストックしておくことが望ましい
香港ではトイレットペーパーが10個または1ダース単位で販売されているので、先程の30個を基準にすると2袋だと少なくて、常時3袋が望ましいということになります。
狭い香港で3袋分の置き場所を確保するのはあまりにも大変です。
でも買い占めで大騒ぎになる前に普段からある程度のストックを置いておく方が、災害対策としては正しいのかもしれません。
まるこ
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