豊洲に行くと”シングルマザー”だった1年間を思い出す
豊洲
日本に一時帰国をした際に、江東区の豊洲にあるららぽーと豊洲に行ってきました。
ららぽーと豊洲は、駅近でショッピングセンターがそれほど大きくなくて、短時間で必要な買い物ができるので、良く利用しています。
“シングルマザー”
ららぽーと豊洲から、豊洲公園、そして東京ガスの施設「がすてなーにガスの科学館」まで続く遊歩道を歩くと、かつて自分が”シングルマザー”だった1年間を思い出します。
夫が香港赴任の辞令が出たときに、私が2人目を妊娠中だったため、夫が単身赴任をして別居状態でした。
2人目を出産したのは2010年ですが、この直前に日本ではショッキングなニュースが話題になっていました。
大阪市で2人の子どもを置き去りにして死なせてしまったシングルマザーの事件です。
この時日本中でこの母親の鬼親ぶりを糾弾していましたが、当時同じ境遇だった私としては、「自分自身がいつこうなってもおかしくない」と常に思っていました。
もちろん子どもは可愛い。
でも小さな子どもと自分だけの閉鎖的な空間で、ストレスがピークになっ時に自分のメンタルがどうなるかずっと不安でした。
子育てをできるだけ外にお願いすることにした
この時に決めたのが「可能な限り子育てを外に任せること」です。
夫もいなくて両方の実家にも頼れない状況では、頼りになるのは他人だけです。
当時「がすてなーに」には本当にお世話になりました。
新生児ひとりであれば一日家にいても良いものの、上の子にとってはかなりストレスになります。
「がすてなーに」にはスタッフがたくさんいるので、万が一子どもから目を離してしまっても、施設内なら安全です。
本当はダメなのですが、私は下の子と部屋の入り口のベンチに座って、上の子に自由に部屋の中で遊ばせていました。
一時保育
また保育園の一時保育も定期的に利用しました。
仕事をしていた時の保育園の担任の先生が、その後別の保育園の園長先生になったため、融通をきかせてくれたのは本当にありがたかったです。
こういった他人の協力が無ければ、あの1年は乗り切れなかったと思います。
子供も大きくなった
あれから9年。
あのとき新生児だった下の娘も9歳になって、豊洲の芝の上を自由に走り回っていました。
あの時他人を頼って子育てを続けて良かったなと思いました。
まるこ
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