汲水門大橋を”ゴーストタウン”で有名な馬灣大街旧村と、橋の反対側から眺めた~馬灣をお散歩しながら巨大橋を間近で見た(3)
馬灣島
馬灣島は青衣島とランタオ島の間にある小さな島です。
1回目は青馬大橋を下から眺めました。
そして前回は汀九橋を遠くから眺めました。
今回は最後の汲水門大橋です。
汲水門大橋
汲水門大橋(Kap Shui Mun Bridge)は、馬灣島とランタオ島を結んでいる全長820メートルの橋で、香港国際空港の開港直前の1997年に開通しました。
前回取りあげた汀九橋と同じくケーブルが斜めに橋桁に張られた斜張橋と呼ばれる構造です。
前回に続き,以前ビジターセンターに行った時に作った資料を再度ここに転載します。
実際は青馬大橋から馬湾高架橋を通ってそのまま接続している橋なので、あまり橋を気にかけていない多くの人は、ひとつの橋だと思っているかもしれません。
でも実際は構造も全く違う別の橋です。
青馬大橋と同じように1階部分がトンネルになっていて、鉄道が通っています。
まずは有名な廃墟の村から
前回の続きです。
汀九橋の写真を撮った後、島の南の方に20分ほど歩いて、太陽館(SOLAR TOWER)と呼ばれる施設に着きました。
中にある宿泊施設の裏をショートカットして進んでいきます。
そこから細い山道に入って、村のあるエリアに着きました。
馬灣大街旧村
この村は馬灣大街村と呼ばれています。
実はかつてこの村には多くの人が住んでいたそうなのですが、今はほとんど住んでいません。
でも建物だけはそのまま残っていて、異様な雰囲気が残っています。
実はこの場所は、検索エンジンで「廃墟」「ゴーストタウン」と出てくるほどその方面では有名なスポットです。
表通りの建物の奥に入ると、もっと廃墟が広がっていてかなりディープな感じです。
でも昼間とはいえこのような所に入ったら何か出てきそうなので、中に入り込むことは遠慮することにしました。
天后古廟(三級歴史建築)
そんな中で唯一ほっとするのが天后古廟です。
1860年ごろに建てられたそうです。
廟の中を覗くと、きちんと村の人が世話をしているのが分かります。
この廃墟の村から汲水門大橋の最初の写真が撮れました。
橋の下を通って反対側にまわった
せっかくなので、馬灣大街旧村から海沿いを通って橋の反対側に行ってみることにしました。
場所によって橋の見え方に少しずつ違いがあるのが分かります。
橋の下はノアの方舟への観光バスなどの待機場所のようです。
橋の下をくぐってから反対側に進みました。
橋のすぐ下からの写真は迫力満点です。
しばらく歩くと正面に東屋のようなものが見えたので、ここから最後の写真を撮ることにしました。
東屋から見た景色も絶景でした。
【今回のルート】
今回のルートです。
やはり太陽館の横を抜けるのは正式な道ではありませんでした。
【こんな記事も書いています】
まるこ
最新記事 by まるこ (全て見る)
- ポメラDM250を持ち歩くと何か書きたくなる - 2024年4月27日
- 香港からマカオまで、久しぶりに港珠澳大橋のバスを利用した - 2023年12月27日
- リトラル(Restaurante Litoral (Taipa) )/ちょっと中華な気がするのはメニューのせいだろうな - 2023年12月26日