まずは覲廷書室と清暑軒から~香港歴史散歩@屏山文物徑(Ping Shan Heritage Trail)(1)
新界地区の歴史的な建物
九龍半島西部にある屯門(Tuen Mun)に出かけました。
この近くには以前より気になっていた「屏山」と呼ばれるエリアがあります。
屏山文物徑を逆方向に歩く
屏山の近辺には古い建物が多く残っていて、そういった建物を見学する屏山文物徑(Ping Shan Heritage Trail)と呼ばれるコースがあります。
屏山は鄧族という古い部族が治めていた地域で、北宋の時代(960年~1127年)の初期に広東省から渡ってきたのが最初だったそうです。
トレイルコースの距離は1.6kmととても短いので、気楽に歩くことができます。
通常は地下鉄の天水圍(Ting Shui Wai Station)から出発するこのコースですが、今回は最初に建物をまわってから天水圍の駅に向かうことにしました。
出発地点は河田駅
お散歩の出発地点はライトレールの河田駅です。
天水圍までは地下鉄のほうが速いのですが、ライトレールでのんびり行った方が景色も見られて面白いです。
坑尾村(Hang Mei Tsuen)駅で降りて、トレイルコースの方に向かいました。
覲廷書室
5分ほど歩いて最初の建物に到着しました。
覲廷書室(Kun Ting Study Hall)と清暑軒(Ching Shu Hin)です。
建物の正面が路駐スペースになっているのがちょっと残念です。
覲廷書室(1級歴史建築)
まずは覲廷書室の建物から入ることにしました。
覲廷書室は1870年に建てられた、主に祭事や学習のための場所として使われた場所です。
Kun Ting Study Hall – Ping Shan Heritage Trail – Antiquities and Monuments Office
清暑軒(1級歴史建築)
次に隣の建物の清暑軒(Ching Shu Hin)へ移動しました。
清暑軒は覲廷書室と同時期に建てられて、主にゲストハウスとして使われていたそうです。
建物の外壁はお世辞にも綺麗ではありません。
でも中が以外にお洒落なのに驚きました。
この西洋風なプレートもかわいらしいですね。
Ching Shu Hin – Ping Shan Heritage Trail – Antiquities and Monuments Office
【今回のルート】
今回の移動ルートです。
ライトレールの移動がとにかく面白い。
家の近所にもライトレールがあれば良いのにと思ってしまいました。
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まるこ
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