仁敦岡書室がお昼休みで閉まっているを見て、「門神」は扉が閉まっている方が写真に撮りやすいことに気づいた~香港歴史散歩@屏山文物徑(Ping Shan Heritage Trail)(5)
屏山文物徑
屏山文物徑(Ping Shan Heritage Trail)という名前の散歩コースを歩いています。
このコースは12世紀に広東省から渡ってきた鄧族が作った大きな集落を歩く歴史コースです。
仁敦岡書室(法定古蹟)
前回の続きです。
法定古蹟の鄧氏宗祠と愈喬二公祠を見学したけど、前にあるカフェ華嫂冰室が混み合っていたのが気になった~香港歴史散歩@屏山文物徑(Ping Shan Heritage Trail)(4)
鄧氏宗祠と愈喬二公祠を見た後に行ったのが仁敦岡書室(Yan Tun Kong Study Hall)です。
この建物がいつ頃建てられたのかは定かではありませんが、初期の清の時代(17世紀)と言われています。
当初は学習のための場所として使用されていて、その後は会合や祭りのために使用されました。
仁敦岡書室は香港の法定古蹟として登録されています。
Yan Tun Kong Study Hall – Ping Shan Heritage Trail – Antiquities and Monuments Office
門神が気になった
実は仁敦岡書室に最初到着した時は正面の扉が閉まっていました。
屏山文物徑の建物の多くは13時~14時までお昼休みで、扉が閉まっていたのです。
ここで気づきました。
それは扉の「門神」は、扉が閉まっている時の方が写真を撮りやすいということです。
門神
門神は中国圏の建物の扉に貼られている神様の像で、大体2人で対になっています。
その姿は色々ありますが、香港で見られるのは武将の姿の神様です。
門の神様なので、建物に入ってくる悪いものを追い払う役目などがあります。
他の建物の門神
ちなみにこの門神ですが、屏山文物徑の他の建物にもあります。
覲廷書室
この建物は閉まった状態を撮れました。
洪聖宮
開いた状態だと両方同時に撮れなかったので、片方ずつ撮りました。
愈喬二公祠
こちらも片方ずつ撮りました。
あえて門神だけ撮ってもいいかも
門神は開いている時は注目されませんが、大切なものです。
次回は建物の閉まっている時間を狙って、門神だけ撮るのもいいのかもしれないと思いました。
【今回のルート】
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まるこ
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