Broadway Cinematheque@油麻地で日本映画「万引き家族」を観た
香港でお留守番
夫が子供たちを連れて週末日本に一時帰国をしたので、香港で一人の夜を過ごすことになりました。
今まで一人で日本に一時帰国をすることはあったのですが、香港で留守番するのははじめてです。
こんな機会はなかなかありません。
子供のいない今しかできない事ってなんだろうと考えて、思いついたのが「映画鑑賞」です。
Broadway Cinematheque
映画館といえばここだと思い行ってきたのが、油麻地にあるBroadway Cinemathequeです。
Broadway Cinemathequeは、通常の映画館と違って少しこだわった大人向けの映画を上映しています。
今までここには何十回も行っていて、ショップを覗いたりカフェでお茶を飲んだりしていましたが、肝心の映画を観たことはありません。
万引き家族
映画館に到着しました。
すごい!
是枝裕和監督の「万引き家族」の大きなポスターが目立っています。
今回のお目当ての映画はこの「万引き家族」です。
カンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞した関係で、7月の初旬から上映されていました。
この映画館では是枝家族(Kore-eda Family Series)と称して、「そして父になる」/「誰も知らない」/「歩いても歩いても」などの過去の作品も上映していました。
そして映画館の外にも、是枝監督関連の雑誌の記事などが貼られていました。
クレジットカードだとチケット代が10%オフ
チケット代は85ドル(約1200円)ですが、決まったクレジットカードで買うと10%割引になるというので、アメックスのカードで76ドル(約1060円)で購入。
席は一番後ろの席の真ん中にしました。
ここの席は前が通路しかないので、人の頭が邪魔になることはありません。
まずはロビーを探索
人が少ない間に映画館内を探索することにしました。
ロビーは上の階にあって、幾つか映画のポスターが貼られていたり、予告編が上映されたりしていました。
そして下に戻りました。
チケットカウンターの向かいにある映画のチラシとか関連のイベントのパンフレットが面白いです。
腹ごしらえにカフェ飯
映画が始まるまで1時間以上あったので、映画館に併設されたカフェのCafe Kubrick で食事をすることにしました。
このカフェ飯というのも、やってみたかったことの1つです。
実は香港はカフェ飯を食べる人が結構多いです。
日本人だったら大体お酒を飲むことが前提なので、居酒屋とかが多いです。
ても香港人はあまりお酒を飲まないので、デートでも女同士手でも男同士でも普通にカフェで食事をしています。
そんな感じなので、私もカフェ飯の「ブロッコリーの入ったペンネ」を食べました。
映画
そしていよいよ映画が始まりました。
私が是枝監督の作品を劇場で観るのは「誰も知らない」に続いて2回目です。
「誰も知らない」の時も何とも言えないくらいもやもやしたので、今回もそうなるかと思ったら、やっぱりもやもやしてしまいました。
ちょっと子供に万引きさせるなんて、と最初は抵抗を感じながら観ましたが、どんどんストーリーに引きつけられて、最後は泣いてしまいました。
子供のいる立場として、家族って何だろう、血のつながりって何だろうと色々考えさせられました。
笑うタイミングがみんなと違った
あと興味深かったのが笑いのタイミングのずれです。
映画の中にはちょっとクスッとするシーンもあります。
そんな時に私の反応するタイミングより、皆さんの方が微妙に早いことに気づきました。
映画は日本語の音声に中国語の字幕が付いています。
すると何が起こるかというと、字幕を読む人の方が早く内容を理解するので先に笑い出すのです。
「えっ何で笑ってるの?
あっそっかーっ」
と思う場面がちょこちょこありました。
また観たくなった
劇場で一度観ると、別の映画も観たくなりますね。
また時間を見つけて行きたいなと思っています。
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まるこ
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