古い客家の家がそのまま博物館になった三棟屋博物館@荃灣を見学

古い客家の家がそのまま博物館になった三棟屋博物館@荃灣を見学

客家の住宅

九龍半島の荃灣(Tsuen Wan)に客家(はっか)の住宅がそのまま博物館になった場所があるということで行ってきました。

三棟屋博物館

荃灣のB3出口をでて、階段を降りて道なりに歩きます。

バス停を抜けると古い建物が見えてきました。

ここが三棟屋博物館です。

当日は雨がふったり止んだりとしていましたが、着いた時はちょうど雨上がりの時でした。

建物の外側はこのように高い塀になっていて、外からは分からないようになっています。

到着した時は開館時間の10時より前だったので、まずは隣にある公園を探索しました。

レセプションルーム

開館時間になったので建物の中に入りました。

入ってすぐの左右の二つの部屋ははそれぞれレセプションルーム、オリエンテーションルームとなっています。

まずここで三棟屋の歴史について学びました。

三棟屋の歴史

三棟屋は18世紀に建てられた客家の家で、陳一族(陳氏)によって建てられました。

陳一族は元々は中国の福建省にある寧化(Ninghua)出身で,南下して今の場所に移住したそうです。

主に農業に携わり、徐々にその近隣まで住居を広げていきました。

しかし1960年代に荃灣が発展し、更に1970年代後半に年に荃灣に地下鉄が通ったことで近辺の再開発が必要となりました。

そのため村民たちは政府が用意した新たな場所である象山(Cheung Shan)に作られた新しい三棟屋村に移住しました。

その後1981年に三棟屋は香港の法定古蹟(記念建造物)として登録されました。

そして建物は修復され、三棟屋博物館として一般に解放されることになったのです。

横屋(左側)

まずは正面から入って左の塀沿いにある部屋(横屋)から見ることにしました。

こちらの部屋は米などの貯蔵に使われていた場所ということです。

ここでは主に当時の米作りについて紹介されていました。

右の横屋

反対の横屋では、香港の工芸品などについて紹介していました。

機動花牌

ここでは機動花牌も紹介されていました。

実は機動花牌は入り口のオリエンテーションルームにもありました。

機動花牌の具体的な定義は良く分からないのですが、こういった人形劇のことであるようです。

2つとも人形が動く仕掛けになっていて、装置の前にあるボタンを押すと一部の人形が動きました。

機動花牌は香港の非物質(無形)文化遺産として登録されています。

故居

そして最後に建物の中心部分にある故居(Period House)と呼ばれる4つの住居スペースを見学しました。

2階建てになっていて、応接スペースや住居スペースなどがありました。

激死蟻

ここはキッチンスペースです。

この外側が不思議な形のこの壺ですが、名前はなんと激死蟻と言うそうです。

使い方は中に食料を入れて、外側の部分に水を入れるだけ。

そうすると匂いにつられて蟻が入っても、水に落ちて死んでしまうそうです。

なんとも物騒な名前ですね。

非物質文化遺産の資料館

建物の奥のスペースには、非物質文化遺産に関する資料館があります。

実は三棟屋博物館は非物質文化遺産の事務局がある場所でもあるのです。

ここは次回ご紹介することにします。

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まるこ

まるこ

香港在住8年目。 働きながら2人の子供の子育てをしています。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加することです。 行動するための読書ーRead For Action(RFA)のリーディングファシリテーター。

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