アドラー心理学の本をまとめ読み  (3)ベストセラー「嫌われる勇気」を読んで感じた3つのこと

 アドラー心理学の本をまとめ読み  (3)ベストセラー「嫌われる勇気」を読んで感じた3つのこと

嫌われる勇気

数年前にベストセラーになったこちらの本を読みました。

ストーリー形式になっているので、アドラー心理学の内容について分かりやすく説明されています。

また相談に来ている若者が私たちと同じような悩みをかかえているので、共感できる部分が多いのも良いですね。


こちらの本で特に心に残った言葉は、「劣等コンプレックス」「課題の分離」そして「共同体感覚」の3つです。

1.劣等コンプレックス

私は自分の出来ないことをに対して、「背が低いから」「器用でないから」「人見知りするから」と言い訳をしていることが良くあります。

このように自らの劣等感をある種の言い訳に使いはじめた状態のことを「劣等コンプレックス」というそうです。

劣等感は決して悪い感情ではありません。

でも劣等コンプレックスは良くありません。

コンプレックスのあることを言い訳にしているだけで、実際は変わりたくないだけなのです。

2.課題の分離

課題の分離」という言葉があります。

私たちは、「これは誰の課題なのか?」という視点から自分の課題と他者の課題とを分離していく必要があるそうです。

子育てにおいてはこの課題の分離が難しいです。

私は基本的には子育てに関しては放任(放置?)ですが、それでも教育に関してはつい「介入」してしまいます。これもし過ぎは良くないのかもしれません。

先日子供の学校への持ち物に関してこんな事がありました。

私が今でも子供の学校の用意をしています。それに対して子供に「自分で荷物を用意しなさい」と言っても本人はやる気がありません。

でも朝自分で「ハンカチ持っていかなきゃ」とバッグに入れていたのです。

どうも学校でハンカチチェックがされたらしく、自分がその時用意していなくて恥ずかしい思いをしたようです。

親が先回りして用意してあげるのは良く無いのかも。学校の持ち物はあくまでも子供の課題なのです。

持っていかなくて恥ずかしかった体験をすることが大切だったんですね。

3.共同体感覚

そして最後は「共同体感覚」です。

共同体感覚とは、「他者を仲間だと見なし、そこに『自分の居場所がある』と感じられること」です。

また私達はこの共同体の一部に過ぎなくて、その中心ではありません。

また「他者からどう見られているか」ばかりを気にかける人は、「『わたし』にしか関心を持たない自己中心的なライフスタイル」だというのです。

この考え方を理解するのは本当に難しいですが、アドラー心理学においては大切な考え方です。

私も周りからどう思われているかを気にしてしまいますが、それは「自己中心的」なんですね。

「嫌われる」自由な生き方をしていきたいものです。

最後に 〜 香港では台湾版が売られています

香港でもこの本の翻訳版が売られています。

こちらは台湾の出版社が出したものなので、広東語ではなくて中国語で繁体字になります。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
岸見 一郎 古賀 史健
ダイヤモンド社
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まるこ

まるこ

香港在住8年目。 働きながら2人の子供の子育てをしています。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加することです。 行動するための読書ーRead For Action(RFA)のリーディングファシリテーター。

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