はじめての水戸観光 (6)弘道館の近辺を探索しました 水戸城跡・孔子廟・鹿島神社・八卦堂・学生警鐘
水戸城跡
弘道館を出て、正面の大手橋を渡って水戸城の跡地をめぐりました。
この建物は中学校です。
横には学校が作った資料館がありました。
資料館では水戸の歴史などについての資料が展示されていたのですが、その中でも印象に残ったのが学生たちが作った手作りの新聞です。
学生たちもこうやって調べることで、自分たちの町の歴史を学んだんですね。
孔子廟
中学校を後にして弘道館方面に戻り、次は弘道館の正庁の裏の方に回りました。
この建物は孔子廟といって、弘道館を創立した藩主徳川斉昭が、学生たちの精神の拠り所として建てたものです。
この看板に、孔子廟は昭和20年に戦火で消失したものの、昭和45年に再建されたと書かれていました。
鹿島神社
次に行ったのがこちらの鹿島神社です。
鹿島神社も孔子廟と同じく、学校内の精神の拠り所として建てられました。
鹿島神宮から分霊を勧誘して祀っているそうです。
八卦堂
鹿島神社の境内にあるのがこの八卦堂です。
弘道館の建学の精神を示す「弘道館記」の碑が収められています。
この建物も昭和20年に戦火で消失したものの、昭和28年に再建されました。
学生警鐘
そして最後に、徳川斉昭公が自鋳したと言われる学生警鐘です。現在ここにある鐘は複製だそうです。
鐘の表面には、徳川斉昭公自詠の和歌が書かれています。
看板にはこのように書かれています。
物 学 人 為 仁 登 佐 也 加 爾 毛
ものまなぶひとのためにとさやかにも
暁 告 流 鐘 古 慧 鉇
あかつきつくるかねのこえかな
徳川斉昭がどれだけ学生たちの学びに心を注いでいたか分かります。
最後に ~ 水戸は学びの街
短時間で一気にまわった水戸駅周辺。
すべての場所には行けませんでしたが、それでも十分楽しめました。
弘道館に代表されるように、水戸は「学びの街」。
学び続ける大切さを実感できた今回の旅でした。
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まるこ
2011年~2020年8月まで香港在住。
現在は千葉県在住。
好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。
上級心理カウンセラー。
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