職場で「アサーション」を試してみました / 図解 自分の気持ちをきちんと〈伝える〉技術 平木 典子著
職場で文句を言わなくてはいけなくなりました
職場環境について、上司にちょっと文句じみた事を言わないといけない状況になりました。
元々自己表現の得意な方で無いので、やり方によっては感情的になってしまう恐れがあります。
上司に単なる「文句おばさん」と判断されるのは避けたい。
そのため、事前にこちらの本を読んでおきました。
図解 自分の気持ちをきちんと〈伝える〉技術
この本は、「アサーション」について書かれています。
アサーションというのは、「違いをみとめ、気持ちの良いコミュニケーションを交わすための考え方とスキル」です。
この本で改めて自己表現について考えてみました。
特になるほどと思ったのは、以下の3つの言葉です。
1.誰もがアサーション権を持っている
アサーション権というのは、「自他の権利を侵さない限り、誰でも自己表現をする権利がある」ことです。
人間は「社会的にあとから作られたイメージを優先させて、自分の行動を想定している可能性がある」というのです。
2.私たちは、他人の期待に応えるかどうか決める権利がある
「他人がどう思おうと、あなたの感じ方や考え方はあなたのもの。」です。
他人と同じ考え方をしなければならないということは無いのです。
3.相手に伝わるとは限らない 準拠枠
準拠枠とは、私たち一人ひとりの理解の枠組み、言葉への意味づけのことで、人によって違います。
確かに同じ説明をしても、その人によって解釈が違うのはこの準拠枠の違いから来ます。
「コミュニケーションとは、準拠枠の違いを照合し合って、より正確な理解に導く限りない相互交流のプロセス」です。
自分が言いたい事の全てを他人が理解するということはあり得ないのです。
言ってはいけないという思い込みを捨てよう
心のどこかで「他人に意見する=クレーム」たと思い込んでいたところがあったのかもしれません。
意見をいうことは相手を全否定することでは無いのです。
そして同じように、相手に意見されてもそれは私を全否定することでも無いのです。
当たり前の事なんだけど、ちゃんと理解出来ていなかったのだと思います。
最後に ~ 話し合いの結果
その後上司と何回か話をしましたが、結果は自分の希望に添うものにはなりませんでした。でもそれでも良かったと思っています。
今回はきちんと自分の考えを伝えられることが出来たと思っています。
たまには自分の意見を言葉に出すことも良いものです。
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まるこ
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