日本語は読書しやすい言語
日本語は読書しやすい言語
5月8日に開催された、アルマ・クリエイション主催の知識創造クイックスタート講座に参加しました。
講座の後の懇親会で、石ヶ森先生が「日本語はフォトリーディングしやすい言語」とおっしゃっていました。
日本語の文字は、表意文字である漢字とひらがな(時々カタカナ)がミックスしています。
そのため、しっかり読まなくても、漢字の意味をたどればおおよその意味が分かります。
それに対して英語や韓国語などは表音文字なので、しっかり文章を読まないと理解しづらいです。
また、中国語などは全て漢字なので、飛ばしながら読むのはちょっと難しいです。
この話を聞いて、確かにそうだ!
日本語の本は読みやすい
日本語の本が読みやすいって、日本人だから当然なんじゃないかと思われるかもしれません。
自分の例で恐縮ですが、先日これを実感することがありました。
我が家の長女(中2)は、幼稚園から8年間完全な英語教育を受けてきた、俗に言う帰国子女です。
昨年夏に日本に帰国した時は、特に漢字でかなりの遅れがありました。
最初のうちは、漢字が読めなくて教科書1ページを読むのに1時間以上かかっていました。
ノートには、日本語の言葉の横に英語で意味を書いていました。
でも半年の間漢字を必死に覚えて、少しずつ教科書が読めるようになってきました。
そんな娘が、先日学校の図書室で日本語で書かれた本を何冊か借りてきました。
漢字が沢山載っていたので、難しいんじゃないの?
と聞いたら、
「日本語の本の方が読みやすい。
英語の本の方が文字ばかりで読みにくい。」
と答えたのです。
漢字が分かれば本が読める
ここから考えられるのは、日本語の本はそれほど読書の技術が無くても、漢字の意味が分かれば「漢字拾い読みで意味をつかむ」ことができるので読書しやすい。
でも他の言語はこの拾い読みが出来ないので、読書にそれなりの技術が必要だということです。
洋書を読むには技術が必要
またここから分かるのが、洋書を読むのにはそれなりに技術が必要だということです。
チャプターの最後のまとめを読むとか、サンドイッチ読みするとか、そういったことです。
もちろん語彙力を上げるというのもあります。
英語の語彙を増やす方法はまた別の機会に書こうと思います。
まるこ
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