香港の「裏原宿」は雑居ビルの中にあります ~ 利時商場(RISE SHOPPING MALL)@尖沙咀
100%香港製造
久しぶりにこの本を読みました。
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この本で、商場というものを紹介していました。
商場というのは、この本によると「地味なショッピングモール」のこと。
普通の雑居ビルのような建物に、小さなお店が蜂の巣にように並んでいるというものです。
先日行った重慶大厦にある重慶站贈物商場(Cke Shopping Mall)も、この商場になります。
利時商場(RISE SHOPPING MALL)
今回気になったのは、この本でも紹介されていた「利時商場」です。
利時商場は尖沙咀にあります。
加連威老道(Granville Road)を東側に進んで、右側にある細い道を入った若干分かりづらい場所にあります。
ここは、どうも香港デザイナーの登竜門らしいのです。
若いデザイナーがここでオリジナル商品を売っている、いわば「裏原宿」。
この場所には、一度行ったことがありました。
整体の西川先生のクリニックがこのショッピングセンターの上にあるのです。
今までショッピングセンターには全く行ったことがなかったので、せっかくの機会なので行ってみました。
昼間は全く開いていません
まず最初に行ったのが平日の昼間。
書籍の中でも、昼間は開いていないとは書いてあったのですが、本当にその通りです。
こちらはパークホテル側にあるビル入り口です。
正直ここがおシャレとは思えません。
エスカレーターで上がった1階(日本の2階)も閑散としています。
その理由は、兼業でお店をやっていることがほとんどなので、朝からオープン出来ないんだそうです。
夕方もう一度行ってみたら開いていました
そのため夕方から再度トライ。
外から見る限りは開いているのだろうかと思ったのですが、入ってみたら開いていました。
このショッピングセンターは5階建てです。
一応エレベーターはあるのですが、階段で移動する人が多かったです。
オシャレな洋服やアクセサリーのお店が約200店舗あります
一人暮らしの人が住んでいる部屋くらいの小さなスペースで区切られた店舗。
その数ですが、ざっくりと数えて約200店舗あります。
女性の衣服やアクセサリーのお店が多かったですが、男性向けのお店もあります。
そしてなるほどと思うのが、店員さんの格好。
香港の人は概して服装に関しては日本人に比べて気を遣わない人が多いのですが、ここで働いている方は結構オシャレな人が多いのです。
ここで働いているのはその多くがデザイナー兼店長。
自分で作ったりセレクトした商品を自分で売りたい人が集まっているので、それも納得です。
まるこ
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