香港の全ての学校が最短1ヶ月の休校になって頭が痛い
香港の学校が休校して自宅待機になった
新型コロナウイルスの感染が広がる香港。
2月2日(日)段階で、15人の感染が発表されました。
香港の教育局は、1月後半の旧正月中に全ての幼稚園と小中学校の2週間の休校を発表しました。
これだけでも大変なのに、更に休みが2週間伸びて3月1日(日)までの休校になってしまいました。
(教育局のサイトのスクリーンショット)
この3月1日も最短なので、更に伸びる可能性もあります。
1ヶ月以上の休校ですが、夏休みのような楽しい状況ではありません。
図書館も博物館もスイミングプールも全てお休みです。
ディズニーランドもオーシャンパークも休園です。
香港の全ての子ども達が、実質1ヶ月以上の自宅待機になってしまったのです。
多くの日本人家族が一時的に避難
わが家の子供たちは、香港での感染が確認されてすぐにタイに旅行して、帰ってからはほとんど自宅待機をしています。
今はまだ安定はしていますが、これ以上になるとストレスが限界に達するでしょう。
多くの日本人駐在員の家族が、一時帰国で日本に避難しました。
わが家の子ども達も避難させないといけない状況になっています。
日本での受け入れ体制が無い
私の場合の難点のひとつが、日本側での受け入れ体制が整っていないことです。
高齢の父親(子供たちの祖父)は可能な範囲でサポートをしてくれますが、生活のリズムも違うので過剰に頼ることも難しい。
私がひとりで帰ったときも、実家には立ち寄るだけでホテルに泊まることがあるくらいなので、数週間子供が滞在することは現実的に不可能です。
実家に何週間も滞在できる家がうらやましく思う時があります。
日本の学校も厳しい
子どもによっては一時的に日本の学校に通わせているようです。
確かに子ども達の学力を保つには、この休み中に日本の学校を体験させることが一番良い方法でしょう。
でも例えば香港からと言っただけで、神経質な学校や親などから「コロナウイルスをうつされる」といったクレームが出るようなことがあるかもしれないと思うと踏ん切りがつきません。
コロナウイルスは潜伏期間が長く、また感染しても症状が出ない人がいるため、発症しているかどうかを確認することも難しいです。
香港でコロナウイルスに感染したかどうかをチェックするには、公立病院に行って検査をするしか無いそうです。
ただ今は、この「公立病院に行く」行為そのものでコロナウイルスに感染してしまう恐れがあるため、できるだけ行きたくありません。
一番最善な方法を手探りするしかない
今できることは、できるだけリスクの少ない方法で子ども達が元気でいられることです。
勉強が遅れるといった学力的などはもう二の次です。
一番最善な方法を手探りで探っていくしかない。
考えれば考えるほど頭が痛くなってきます。
※その後娘たちは2月いっぱい日本に避難することになりました。
そして休校も4月19日までと一気に伸びました。
まるこ
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