新型コロナウイルスの香港での感染が確認された途端に、使い捨てマスクの値段が跳ね上がった
1月23日の香港はマスクをしている人だらけだ
1月23日(木)の朝のこと。
いつもと同じように出勤したのですが、通勤途中で異常な状態に気付きました。
マスクをして通勤している人がやたらと多いのです。
香港は日本ほどマスクをしている人がいないのに、5人中4人の割合でマスクをしています。
新型コロナウイルス
この急激な変化の理由は、中国の武漢で2019年末に発生した新型コロナウイルスによる流行性肺炎です。
前日の22日(水)に香港内での発症が確認されたため、香港人たちが一斉にマスクを付け始めたのです。
香港の人たちは感染者の動向を気にしだしました。
発症した武漢からの旅行客の家族が泊まったホテルが分かると、そのホテルの前を歩くのも避けるほどです。
香港では2003年にSARS(重症急性呼吸器症候群)が発生しました。
今回の報道の中で、今回のウイルスがSARSよりも深刻になると言われているため、香港に住む人たちがかなり神経質になっているのです。
使い捨てマスク不足で値段が跳ね上がった
飛沫感染を防ぐための使い捨てマスクが一気に不足しました。
そして売られているマスクの値段が急騰しました。
例えばこのマスクは50枚入りのもので、通常は50ドル(約700円)ほどで売られています。
23日のお昼に見たときは195ドル(約2700円)でしたが、同じ日の夕方に見たときは250ドル(約3500円)まで跳ね上がってしました。
知り合いによると同じタイプのマスクが24日に300ドル(約4200円)で売られていたそうです。
しばらくは香港中でこの使い捨てマスク不足になると思われます。
春節期間なのに外出が制限される
24日(金)から中国でも春節の休みが始まりました。
香港やマカオでも大きなイベントの中止が発表されました。
せっかくの休みなのに、香港内で自由に動けないのはとても残念です。
The following two tabs change content below.
まるこ
2011年~2020年8月まで香港在住。
現在は千葉県在住。
好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。
上級心理カウンセラー。
最新記事 by まるこ (全て見る)
- ポメラDM250を持ち歩くと何か書きたくなる - 2024年4月27日
- 香港からマカオまで、久しぶりに港珠澳大橋のバスを利用した - 2023年12月27日
- リトラル(Restaurante Litoral (Taipa) )/ちょっと中華な気がするのはメニューのせいだろうな - 2023年12月26日