「漫画 香港デモ激動!200日!」は、香港の抗議活動に参加する市民の心の内を知りたい人に特にオススメです
読書記録を再開
2020年に入ってから、しばらくストップしていた読書記録を再開しました。
先週は主にカウンセリング関係の本を読みました。
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玉井 仁
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すばる舎 (2017-06-30)
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私は通常の書籍も読みますが、マンガも読みます。
知らないことをはじめて学ぶ時には、画像やストーリーがあった方が分かりやすいからです。
漫画 香港デモ激動!200日!
最近一番印象に残った本は、漫画 香港デモ激動!200日!です。
実際にデモに参加した日本人学生の目を通した、香港の抗議活動のディープな姿が描かれています。
「香港の若者がどんな思いで抗議活動に参加をしていたのだろうか?」
「なんで勇武派の若者たちが駅の施設を破壊しないといけなかったのか?」
そういったことが当事者目線で描かれています。
漫画以外にも香港の抗議活動についてのコラムもあって、デモのことが詳細に書かれています。
さらに巻末には香港政治のスペシャリストである倉田徹先生の解説まで付いている、盛りだくさんな内容です。
香港の抗議活動に参加する市民の心の内を知りたい人に特にオススメです。
色々思い出して胸が苦しくなった
私はこの漫画を読んで色々思い出してしまって、胸が苦しくなってしまいました。
私自身はデモ活動には参加していませんが、SNSなどで毎日動向を観ていました。
登場人物と同じように、私も6月の大規模なデモ行進の時点ではこんなに長期化するとは思っていませんでした。
でも7月の元朗の襲撃事件や8月末の太子襲撃事件など、抗議活動がどんどん本格的になりました。
10月以降になると、香港中文大学・香港理工大学での抗争など、それまでは週末に起こっていたデモ活動が平日にも起こるようになりました。
この期間はSNSを追うだけでもあまりにもつらくて、あえてSNSをシャットダウンすることもありました。
漫画を読んでそんな時期のことを思い出してしまったのです。
漫画香港デモ激動! 200日
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秋田 浩史 TOA 著・イラスト
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まるこ
2011年~2020年8月まで香港在住。
現在は千葉県在住。
好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。
上級心理カウンセラー。
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