東涌駅のデモ現場に遭遇して、緊急時に外国人は「情報弱者」になることに気づいた

東涌駅のデモ現場に遭遇して、緊急時に外国人は「情報弱者」になることに気づいた

香港のどこにいても100%安全とは言えない

香港では犯罪者引渡条例の改正案に関連するデモが続いています。


犯罪者引渡条例の改正案自体は廃案と発表されたものの、五大要求全ての実現を求める動きや、警察に対する不信感などもあり、デモ活動が集結する見込みはありません。

身の安全のためにはデモ現場には近づかないのが大原則なのですが、うっかり現場に居合わせてしまうこともあります。

東涌駅でデモの現場に遭遇してしまった

9月7日(土)に、空港までの道をブロックするデモ活動が行われました。

実際にこのデモ活動自体は実現しなかったのですが、その流れで空港近くの東涌駅でデモ活動がありました。

東涌駅のショッピングセンターであるシティゲート・アウトレットの店は、午後になってから安全のためにクローズしていました。

つい先日オープンしたばかりのエリアの入り口も、人が入れないようにブロックされていました。

私はデモが本格的になる前に買い物を済まそうと、通路の向こうにえる街市(マーケット)に行きたかっただけなのですが、少しタイミングが遅かったようです。

駅前の広場では、多くの警官が警備をしていました。

そして私が通り抜けたかった通路にも、警官がバリケードを張っていました。

このバリケードの1列目は盾を持った警官、2列目に催涙弾を持った警官が構えていたようです。

GONG CHAでタピオカミルクティー

通路を抜けるのは諦めて、外側から迂回することにしました。

東涌駅でも警官が警備をしていました。

一緒にいた娘がGONG CHAタピオカミルクティーが飲みたいと言い出しました。

この状況のなかGONG CHAの店が開いているのもすごいのですが。

普段見ないものを見たことで緊張したのか、甘いものが飲みたくなったので、私も砂糖少なめにしてオーダーしました。

結局買い物は諦めた

少し前まではこのロータリーで小競り合いがあったのですが、もう車自体は排除されていました。

前に出ると危険なので、メディアの後ろあたりでタピオカミルクティーを飲みながら様子をみました。

駅の周辺には警察車両が並んでいました。

そして目的地の富東の方に行こうとしたのですが。。。

富東のショッピングセンターの前で警察と市民がもめていて、ものすごいことになっていました。

これでは近づけないと思い、結局買い物に行くのは諦めました。

何人かの若い人が英語で声をかけてくれた

私の行った時点では、あまり黒いTシャツを着たデモ参加者はいませんでした(夜になると人は増えたようです)。

もちろん騒ぎを誘発するような声を上げている人も見受けられましたが、広東語が分からない私たちには全ての状況は分かりません。

でもそんな中で、私たちが外国人であることに気付いた何人かの若い人が、英語で「危ないから後ろに下がった方が良い」と声をかけてくれて、とても助かりました。

緊急時に外国人は情報弱者になり得る

今回でデモ活動でしたが、同様なことは災害でも起こります。

日本では2011年に大規模な災害である東日本大震災が発生しました。

この時に日本人である私たちも大変な思いをしましたが、日本語の分からない外国人は、何が起こっているか状況をつかめなくて大変な苦労をしたことでしょう。

災害時に外国人は情報弱者になり得るのです。

そんな時に簡単な英語でも良いので、誰かがフォローができたら良いのかもしれません。

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まるこ

まるこ

香港在住9年目。 働きながら2人の子供の子育てをしています。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加することです。 行動するための読書ーRead For Action(RFA)のリーディングファシリテーター。

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