香港のデモ活動の影響を受けて帰宅困難者になった

香港のデモ活動の影響を受けて帰宅困難者になった

香港のデモが長期化

犯罪者引渡条例の改正案に反対するデモが長期化しています。

当初は香港島の金鐘を中心とした都心での活動がメインでしたが、だんだんその範囲が郊外に広がっています。

また次第にデモに許可がおりなくなったことで、未許可の活動も増加。

今では、いつどこでデモが起こってもおかしくない状態です。

空港に行く交通機関が封鎖された

9月1日(日)に、和你塞(機場交通壓力測試)と呼ばれるデモ活動が行われました。

和你塞は、香港国際空港及び空港に行くまでの交通手段に圧力をかけるデモ活動です。香港外にデモ活動を知らせる効果は高いものの、観光客や外国人に影響が出るため、反発を招く可能性もあるリスクの高い活動です。

当日は地下鉄の東涌線と、エアポートエクスプレスが運行を停止してしまいました。更にバスの運行もほぼストップしていました。

そのため空港・ランタオ島から九龍半島に向かう交通が完全に封鎖されてしまったのです。

バスの車上からデモ活動を見た

当日はお昼過ぎに自宅のある東涌からバスで九龍半島にある葵芳(Kwai Fong)に買い物に出かけました。

出かける時点で既にデモ隊によってランタオ島と空港をつなぐ橋がブロックされていました。

バスの運行もかなり乱れていて、30分ほど待ってようやく乗ることができました。

高速道路で警察車両による検問

バスが高速道路に入りました。

反対側の空港方面に向かう車線の車の数は少なくて、その代わりに警察車両が多く走っていました。

橋の上から警察が監視しているのも見えました。

ランタオ島の出口にあたるランタオリンクです。

料金所を過ぎたあたりで車両の検問が行われていたので、長い行列になっていました。

青馬大橋でデモ隊の車両による妨害活動

馬灣と青衣を結ぶ青馬大橋を渡っていた時のことです。

反対側の車線で何台かの車両が、車間距離を極端に多くとってゆっくり走っているのが見えました。

最初は車間距離を取っているのだと思っていましたが、それにしても違和感があります。

おそらくこれらの車はデモ参加者の車両。

わざとゆっくり走って、空港に向かう車の流れを妨害していたものと思われます。

帰宅困難になった

なんとか葵芳について、駅前のメトロプラザでの買い物が終了しました。

でもこの時には既に地下鉄もバスも止まっていて、家に帰ることができなくなってしまいました。

最終的に夫が手配してくれた車に乗って帰宅することになりました。

反対車線を歩くデモ隊たち

夜の9時過ぎに今度は九龍方面から空港方面に車を走らせていました。

青馬大橋は思いのほか車が流れていました。

青馬大橋を抜けてランタオリンクに着きましたが、ここでもスムーズに通行できました。

しかし、ランタオリンクを過ぎたあたりで異常を発見しました。

反対側の車線に人が見えたのです。

高速道路を歩くデモ隊です。

ここは車両専用道路なので、歩くことはできません。でも地下鉄もバスも止まっているので、空港からの移動は歩くしか無い状態だったのです。

途中でメディアの集団もいました。デモをサポートしている車に乗り込む人を撮っているようでした。

Google Mapsによると、空港から青馬大橋まではだいたい20㎞です。

でも実際はこの通り歩いていないと思うので、20㎞以上は歩いたでしょう。この距離を4~6時間かけて歩いたことになります。

渋滞が続く

徒歩で高速道路を歩くデモ隊の後ろに、一般の車両がゆっくりと進んでいました。

東涌まで約15㎞の間ずっと渋滞状態でした。

皆さんいつ帰ったのだろうかと心配になってきました。

デモ隊も一般の人も帰宅困難者になった

この日はデモ隊、そして空港から市街地に渡る一般人の多くが帰宅困難者になりました。

それにしても大変な日曜日でした。

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まるこ

まるこ

香港在住9年目。 働きながら2人の子供の子育てをしています。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加することです。 行動するための読書ーRead For Action(RFA)のリーディングファシリテーター。

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