「妄想癖」と「空想癖」について考えてみました  〜  逃げるは恥だが役に立つ/ 高台家の人々 / 他人の心理学 

「妄想癖」と「空想癖」について考えてみました  〜  逃げるは恥だが役に立つ/ 高台家の人々 / 他人の心理学 

「逃げ恥」では主人公の妄想が面白かったです

日本で大ブームとなった「逃げるは恥だが役に立つ」のドラマ。

この中で面白かったのは、時々出てくる様々な番組をパロディーにした「主人公の妄想」でした。

「情熱大陸」「プロフェッショナル 仕事の流儀」「サザエさん」「大改造!ビフォーアフター」「Eテレ2355」「真田丸」など、様々な番組のパロディーが出てきて、原作を知っている人はクスッとしたのでは無いでしょうか。

「高台家の人々」主人公木絵のファンタジックな妄想は奇想天外で面白すぎます

妄想と言えば以前観た「高台家の人々」という映画も面白かったです。

主人公はいつも奇想天外な妄想をしている地味なOL木絵

そしてその彼女が嫁ぐ「高台家」の兄弟は皆テレパスで、彼女の妄想がわかってしまうという話です。

原作が気になってしまい、コミックも読み始めてしまいました。

地下鉄で読んだら妄想シーンが面白すぎてニヤニヤしてしまって恥ずかしかったくらいです。

心理学的には妄想癖と空想癖は違います

他人の心理学という本によると、「妄想癖」と「空想癖」は違うそうです。

「妄想癖」は本人が事実と違うことを本気で思い込んでいます。

一方で「空想癖」は本人に現実とは異なるという認識があります。

この解釈によると、「『逃げ恥』のみくり」や「『高台家』の木絵」は妄想癖ではなく、「空想癖」があるということになります。

空想癖は漫画やドラマの世界では面白いのですが、現実になるとそうとも限りません。

ひどい場合は現実の世界に悪い影響を及ぼしてしまうこともあり得るのです。

私はひどい空想癖がありました

私は元来この空想癖がとても強い子供でした。

さすがに漫画や映画の世界のような突飛な空想はしないまでも、くだらないことをあれこれと思い描いては楽しんでいるところがありました。

空想といっても、残念ながら「白馬に乗った王子様が迎えに来る」といったファンタジックなものではありません。

どちらかというと自分は小説家とか漫画家の立場で、自分が作り出した架空のキャラでひたすら話を想像していました。

最初はAさんの視点で話を作ってみて、それに飽きると今度は同じ話をB君の視点で追ってみて、またそれに飽きると今度はAさんの友人のCさんの視点で話を作って、、といった具合です。

同じ出来事でも、その人の立場や視点によってどう変わるかあれこれ想像するのがとても楽しかったのです。

現実に問題があると空想の世界に逃げてしまう

ただこの空想癖ですが、大人になってもまれに出て来ることがにあります。特に「現実に問題があるとき」に空想癖が顔を出すのです。

一番ひどいときには、自分の現実の生活よりこの空想の世界の方が勝ってしまって、自分が現実と空想のどちらの世界にいるのかがわからなくなったこともありました。

空想癖は「現実逃避」で現実は変わらない

空想癖は心の安定の為に本人が行う防衛機能で「現実逃避」です。

たちが悪いことに、この逃避癖は習慣化してしまうのです。

困ったことがあるたびに空想の世界に逃げ込んでしまうことで、実際の問題が解決されないことがあるのです。

おそらく私自身も本来であれば問題を解決しないといけないにも関わらず、それを後回しにして現実逃避をしていただけなのでしょう。

たまに空想して楽しむ分には害はありませんが、現実を変えることを忘れないようにしないといけませんね。

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まるこ

まるこ

2011年~2020年8月まで香港在住。 現在は千葉県在住。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。 上級心理カウンセラー Read For Action(RFA)のリーディングファシリテーター。 家族・・・夫・長女(中1)・次女(小4)

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