秒速で1億円を稼ぐ男から、ダイエットの秘訣について学んだポイントを6つにまとめてみた〜ブチ抜く力 / (著)与沢翼
ブチ抜く力
Kindle端末でブチ抜く力という本を読みました。
ダイエットに関する本を探していたときに偶然見つけました。
これ、誰?
としばらくじっと見て気づきました。
著者の与沢翼さんはかつては「秒速で1億円を稼ぐ男」ということで知られていましたが、会社は法人税滞納のため解散。
その後は海外に移住して、個人で様々な投資などをしているそうです。
普段はこのような勢いのある若い人の本は刺激が強すぎて読まないのですが(笑)、とにかく気になったのは、どうやって劇的に痩せたかということです。
早速読んでそのダイエットの秘訣を学ぶことにしました。
秒速で稼ぐ男から学んだダイエットのポイント
著者は2ヶ月間に、167cmの91.2kgから、69.7kgと22㎏ものダイエットをしたそうです。
後半の1ヶ月はプロテインだけで過ごすといった、かなり過激なダイエットなので、これを全て真似することにはリスクを伴いますが、その中には私のような女性でも参考になることがありました。
今回はこの本から誰にでも真似できるポイントに絞ってご紹介します。
1.ダイエットを決意するためには強い動機が必要
実は本を読み始めてすぐに、「この人私と一緒だ」と気づきました。
どこが一緒かというと、ダイエットを決意した動機です。
著者は今までも何度も様々なダイエットを試したそうですが、どれも上手くいかなかったそうです。その理由は単純で、そもそもダイエットをする必要性を感じていなかったからです。
彼にとってはお金を稼ぐことが人生の一番の目的であるため、それ以外のことにはそれほど重要性を感じていなかったのです。
そんな著者がダイエットを決意した理由は、高額な保険の加入です。
投資と将来の家族への対策として、加入時に5億円支払う高額の生命保険に加入をしようとしたそうですが、その時に「太っていることで加入を断られたり、保険料が高くなったり、掛け金に対するリターンが劣ったりする」ことを知ったそうです。
つまり彼にとっては資産形成が第一であり、それが自分の健康問題により阻害されること気づいたことがダイエットの強い動機です。
実は私自身も先日子どもの学資保険に加入しました。
以前血圧が高かったのですが、今は治療の不要なボーダーラインだと医師に言われているため、何とか保険の審査は通りましたが、もし今でも治療をしていたら、保険の加入の際に支障をきたしたでしょう。
そのため私には血圧の値がこれより上がったら今後金融商品も買えないし、ローンも組めないかもしれない。それを防ぐために何とか今より体調を良くしないといけないという危機感があるのです。
毎月1万円の積み立てと億単位の商品で比較するのは失礼ですが、自分の体調が将来の資産運営に支障をきたす危機に関しては同じです。
おそらく、ダイエットをしたいといった動機はこういった危機的な状況が必要なのでは無いかと思うのです。
2.期限を設ける
著者はダイエットに保険の加入をするまでと期限を設けました。その期間は2ヶ月です。
ダイエットをするうえで、ある程度明確な期限をつくることは必要です。
もちろんダイエットは長く続けることが一番良いのですが、最初はまず1ヶ月というように期間を絞ってその期間は徹底的にダイエットに集中できる体制が必要です。
3.集中できる理想的な環境をつくる
著者は今回のダイエットの成功の理由として、理想的な環境をあげています。当時気候の良いタイに滞在していたこと、仕事などが落ち着いていてダイエットに集中できる環境にあったことをあげています。
もし自分がダイエットをしたいと思ったときに、仕事が立て込んでいる時やプライベートに振り回されている時はなかなか始められないので、ある程度落ち着いた区切りの時にするのが良いでしょう。
もちろん一番良いのは「今」ですが。
4.食事制限と運動を並行して、運動は徐々に増やす
ダイエットは食事と運動の両方が必要ですが、まずは「食事制限」が大切です。たしかに太っている人は食事の習慣が良くないので、ここにメスを入れないといけないからです。
ダイエットで食事制限をしてしばらくは体重が減るのですが、ある程度の段階で停滞期が来ますが、この段階で運動量を増やすと良いそうです。運動は有酸素運動と筋トレの両方すると良いです。
5.血糖値コントロール
食事をする上で、血糖値のコントロールが大切だとも書かれています。
著者は元々朝昼を抜いて、夜中にガッツリ食べる生活をしていたそうです。
食事の量自体はそれほど多くないものの、血糖値が一気にあがる食事の仕方をしていたのです。
現在は、食事の前に常温の水を飲む、野菜などの食物繊維を最初にとるといった血糖値がゆるやかに上がる食事方法をとっているそうです。
6.ダイエットの経過を毎日SNSでシェア
そして最後は毎日のSNSによるシェアです。著者は毎日体重と体脂肪率を動画で記録して、SNSで公開していたそうです。
この毎日というのがポイントです。
私はかつて親指シフトという入力方法を3ヶ月間かけて習得しましたが、その時はFacebookページで毎日入力数をシェアして、更に1ヶ月目、2ヶ月目といった区切りの時はグラフにしてブログにもアップしていました。この毎日の行動が習得の一番のカギだったと思います。
ダイエットに関しても、こういった日々のシェアが必要だと考えています。
最後に~力強いメッセージを書籍から受け取って欲しい
今回はこの本から、身体のそれほど強くない女性でも使えるポイントだけ抽出しましたが、本当はもっと力強い本です。
とにかくすごいのがそのスピード感です。
まさに今でも秒速なのです。
ダイエット以外にも、様々なことが書かれているので、本を読んで著者の力強いメッセージを受け取って欲しいなと思います。
まるこ
最新記事 by まるこ (全て見る)
- 根ぼっけ〜週末函館旅(4) - 2024年11月27日
- 函館の街並みは香港島によく似ている〜週末函館旅(3) - 2024年11月26日
- ラッキーピエロ、美味しかったけど、口の周りが汚れるの覚悟かな〜週末函館旅(2) - 2024年11月25日