香港の2階建てバスの乗りこなしも夢じゃない~スマートフォンアプリMoovitが便利すぎる理由を3つにまとめてみた
Moovit
香港の街には地下鉄も通っていますが、香港といえば2階建てバスです。
この2階建てバスのネットワークはすごくて、香港のありとあらゆる場所にアクセスすることができます。
でも2階建てバスは初心者にとって乗りこなしが難しいのが難点です。
そんな2階建てバスの初心者でも、ローカルの人並みに乗りこなせる素晴らしいアプリがあります。
それがMoovitです。
最近は旅行先でもポケットWifiを持ち歩いたり、SIMフリーの携帯で現地のプリペイドSIMを入れたりしている方が多いので、旅行で香港に来た方にもオススメです。
Moovitは電車やバスで使える
Moovitは2012年にイスラエルで誕生した経路検索アプリで、現在は88カ国で使用されています(2019年2月現在)。iOSとAndroidのどちらにも対応しています。
経路検索アプリといえばGoogle Mapsが有名ですが、特に電車やバスなどの公共交通機関を利用するときに、Google Mapsより使いやすいと個人的には思います。
このアプリの素晴らしい点はこの3つです。
- 交通手段の選択肢がGoogle Mapsより多いこと
- バス停にバスが到着する時間が載っていること
- リアルタイム案内でバスを降りるタイミングが分かること
そんなMoovitは、特に2階建てバスに乗った時にその素晴らしさを実感します。
実際にバスに乗って試してみた
それでは実際にバスに乗ってその機能を試してみることにします。
尖沙咀の九龍公園から油麻地にある映画館のBroadway Cinemathequeに行くことにしました。
オススメな点1 交通手段の選択肢がGoogle Mapsより多いこと
オススメな点のひとつめは、交通手段の選択肢がGoogle Mapsより多いことです。経路は速いけど値段高め・オススメ・Uberの3種類に分かれています。
- 速いけど値段高めの経路
- オススメの経路
- Uber
Uberに関してはアプリから直接呼ぶこともできます。
オススメな点2 バス停に到着予定時間が載っている
このアプリでまず感動したのが、乗りたいバスが自分のいるバス停に到着する予定時間が載っているということです。
日本に住んでいる人には想像が難しいかもしれませんが、香港のバスには明確な時刻表はありません。
香港のバス停の表示はだいたい、
- 始発駅を何分に出発するか
- 何分おきにバスが来るか
の情報しか書かれていません。
最近は次のバスの到着予定を示す電光掲示板が増えてましになりましたが、それが無い場合はいつ来るか分からないバスを待つしかありません。
一部バス会社ではアプリで運行確認が取れますが、バス会社が1つでは無いので、これも分かりづらい。
でもMoovitのアプリで検索すると、自分のいるバス停に何時にバスが到着する予定なのか時間が書かれています。
今回選んだバス1Aは、約1分遅れで到着しました。
オススメな点3 リアルタイム案内
そしてMoovitならではの機能がリアルタイム案内です。
実際にバスに乗って、このリアルタイム案内を開始させました。
すると、そのバスのこの先のバス停の表示と、あと幾つのバス停で降りる必要があるかの表示が出てきました。
そして2つ前のバス停、1つ前のバス停、そして降りる直前にバナーで通知が来ました。
バナーで通知が来るので、例えばスマホで車窓の景色の写真を撮ったりしていても、降りるタイミングを逃すこともありません。
そして無事に映画館に到着しました。
難点はバッテリーの消耗の速さ
そんないいことづくめのMoovitですが、大きな欠点があります。
それはバッテリー消耗が異常に早いことです。
予備のバッテリーが欠かせないのですが、それでもこのアプリが手放せないのです。
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