偶然始まっていたお祭りで再び送佛が見られてラッキーだった~香港のお盆祭り「ハングリー・ゴースト・フェスティバル(盂蘭勝會)」を見学(13)~荃灣潮僑街坊盂蘭勝會@沙咀道遊樂場
香港のお盆の季節も終盤に近づいた
香港のお盆のシーズンは農暦の七月一日~三十日の一ヶ月ととても長いです。
2018年は9月9日が最終日だったので、9月に入ると開催されるお盆祭りも限られてきます。
そのため最後の数日は1日にふたつ以上のお祭りを見ることにしました。
今回行った荃灣のお祭りは、準備中の写真でも良いから撮ろうとして行ったことで、偶然お祭りの様子を撮ることができました。
沙咀遊樂場
前回の続きです。
葵涌のお盆祭りを見学したあと、せっかくだからこの近くの荃灣で開催されているお盆祭りを覗きたくなりました。
実はここからバスと歩きで15分ほどで行ける沙咀遊樂場のお盆祭りが気になっていたのです。
始まるのは翌日からと聞いていましたが、その日は会社の食事会のため行けません。
また前回の大士王の絵が強烈すぎて若干後味が悪かったので、気持ちを切り替えるために準備中の写真だけでも撮っておこうと思ったのです。
沙咀遊樂場に到着しました。
お祭りの垂れ幕がかかっています。
準備は進んでいるようでした。
会場に近づくと電気が付いていて人が大勢います。
あれ?明日からでは無かったのだろうか。
外に張られていた祭りのスケジュールを読むと、正しくは今日からでした。
準備中でもいいやと行っていたのが幸いだったのです。
お祭りのスケジュールは変更したりすることもあり、なかなか情報収集が難しいと感じます。
実は今回はラッキーなことにお祭りが開催されていましたが、反対に予定していた日程にお祭りがやっていないこともあるのです。
潮州式
お祭りは香港で一番なじみのある潮州式です。
大士台
おなじみの青い色をした大士王がいました。
米棚
お米の積まれる米棚です。
まだ準備中だったのか、まだあまり物が置かれていませんでした。
神袍棚
神様の洋服のある神袍棚です。
あの世へのメッセージを使える役目の神馬もいます。
神棚(天地父母棚)
神様のいる神棚(天地父母棚)です。
奥に置かれていたのは実際の神様のお姿なのでしょうか。
神功戲棚
神様に捧げるオペラが開催されている神功戲棚です。
私が行った時には太鼓のショーが披露されていました。
送佛が見られた
お経をあげる経師棚です。
潮州式のお盆祭りの初日と言えば、お坊さん達が舞台を走って仏様をお見送りする「送佛」と呼ばれるお経がある可能性があります。
本当にあるかもはっきり分かりませんでしたが、せっかくなのでしばらく待つことにしました。
すると銅鑼の音が鳴り響き、お坊さんたちが舞台に並んでお経を唱え始めました。
すぐ横の神功戲棚の太鼓のショーはまだ終わっていなかったので、こっちもかなり音が大きいです。
そしてしばらくするとお坊さんたちが走り始めました。
前回図書館の裏の会場で見たときに、もう一度見たいと思っていたので、偶然でも見られて良かったです。
【今回のルート】
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まるこ
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