消防處(Fire Service Department)のトラックで防災について学んで、香港で災害に巻き込まれたらどうしようかと考えた

消防處(Fire Service Department)のトラックで防災について学んで、香港で災害に巻き込まれたらどうしようかと考えた

消防局のトラック

週末の午後に娘と一緒にマンションの玄関に入ったところ、コンシェルジュの方が外に消防處(Fire Service Department)のトラックが停まっているので行ってみたら?と勧めてくれました。

何だろうか?ととても気になったので、行ってみることにしました。

消防流動宣傳車

停まっていたトラックは、消防流動宣傳車(Mobile Publicity Unit)と呼ばれるもので、家庭の防災の啓蒙活動をするために香港内のマンションや学校などをまわっているそうです。

車の中には消化器やホースの使い方などを説明する展示などがありました。

ボールペンと光るキーホルダー

職員が子供達にボールペンと男の子の形のキーホルダーを配っていました。

キーホルダーはお腹の部分を押すとこのように光るようになっています。

また背中の部分にQRコードがあって、消防處(Fire Service Department)のゲームアプリのサイトにアクセス出来るようになっていました。

消防處のアプリが以外に面白い

出てきたサイトを開くと消防處や防災に関するゲームアプリが出てきました。

このゲームが以外に面白い。

言語も中国語(繁体字)と英語を選ぶことが出来るので、外国人でも使えます。

例えば、臨危不亂(Stay Calm & Collected)というゲームだと、こんなシチュエーションが出てきます。

Q:自分の衣服に火が付いたらどうするか?

A:床にごろごろ転がって消す

Q:マンション内で火事になった時はどうやって逃げるか?

A:走りつつ、煙のある場所では身体をかがめる

Q:家にあるもので、逃げる時に持って行くと良いものは?

A:携帯電話・タオル・家の鍵

こういったことをゲームを通して学ぶことが出来ます。

香港は火災の際のリスクが高い

香港は高層マンションが多くて人口が密集しているので、家で被災した時の被災のリスクが日本より高いです。

また私が一番危ないと思うのが、香港内に数多く存在する雑居ビルです。

雑居ビルの中にある”商場”と呼ばれるような場所だと、大体一間ほどの狭い店舗がみっちり並んでいて、店の前の通路にも沢山の物が置かれていて、人がひしめき合っています。

こんな所で火事にあったら逃げ遅れそうだと心配になるのです。

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まるこ

2011年~2020年8月まで香港在住。 現在は千葉県在住。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。 上級心理カウンセラー。

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