太子のグランドを抜けて九龍塘の高級住宅街まで歩いた〜香港歴史散歩@界限街(後編)
香港界限街を散歩
界限街という東西を走る3㎞ほどの道を散歩しています。
この通りはかつてイギリス領であった九龍半島南部とイギリスの租借地であった北部を分けるための重要な通りでした。
今回はネイザン通りを横切ったあとの残りの道をとりあげることにします。
基督復臨安息日會九龍教會
前回の続きです。
深水埗からネイザンロードまで〜香港歴史散歩@界限街(中編) | まるこの香港生活
ネイザンロードを渡りました。
このあたりは地下鉄の太子(Prince Edward)周辺になります。
まず見えるのが教会の建物です。
この教会は基督復臨安息日會九龍教會(Kowloon Church of Seventhday Adventists)というそうです。
旺角スタジアム
この後しばらくは、左右に大きなグランドや公園などが広がったエリアになります。
旺角スタジアムもこの通りにあります。
この辺りは景色が広いですね。
九龍塘~名門校と高級住宅街
次に見えてくるのが九龍塘(Kowloon Tong)というエリアです。
九龍塘は九龍半島の高級住宅街です。また香港人に人気の幼稚園〜中学校が数多くある地域としても知られています。
私も数年前このエリアの学校を見に行ったことがあります。今思うとかなり無謀でした(笑)
メリーノール修道院学校(法定古蹟)
この通りで一番の歴史的な建物なのがメリーノール修道院学校(瑪利諾修院學校 -Maryknoll Convent School)です。
メリーノール修道院学校は、1925年にメリーノール・シスターズによってMaryknoll幼稚園として最初に設立されて、現在の学校ビルは1937年に建設されました。
また修道院の建設は1953年についに完成しました。
1937年に建てられた校舎と修道院を含むメリーノール修道院学校は、香港の法定古蹟(記念建造物)として登録されています。
太子道西との合流地点が最終
そしてついに通りの最終ポイントまで到着しました。
左側にセントテレサ病院が見えてきました。
太子道西(Prince Edward Road West)との合流地点が実質上の通りの最終地点です。
でも実際の住所自体はこの先にあります。
教会までが界限街で、この先が太子道西でした。
このあたりも昔は海岸線だったそうですが、今は埋め立てられて陸地になっています。
まるこ
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