ラダー・ストリート(Ladder Street)を上って文武廟へ〜香港歴史散歩@上環(Sheung Wan)
ラダー・ストリート
今回ご紹介するのは、19世紀後半の香港で重要な役割を持っていたラダー・ストリートという階段です。
以前セントラルにあるポッティンガー・ストリートを取り上げました。
でもこのラダー・ストリートはもっと距離が長くてしかかなりきつい(笑)
休みながらでないと歩けないこの階段を、周りの建物を見ながら上りました。
急庇利街〜皇后大道中
前回の続きです。
ウエスタンマーケットから徳輔道中(Des Voeux Road Central)をいったん戻ります。
急庇利街(Cleverly Street)で右に曲がってしばらく歩くと、
このあたりは乾物などのお店が並ぶ場所ですが、朝早かったのでまだお店はそれほど開いていませんでした。
皇后大道中(Queen’s Road Central)に出ます。すると左前に石の階段が見えます。
ここがラダー・ストリート(Ladder Street (樓梯街) )です。
今回の散歩はこのラダー・ストリートをひたすら上ることが目的です。
ラダー・ストリートの歴史
ラダーストリート(Ladder Street (樓梯街))は、1841年から1850年の間にに作られた、Queen’s Road Central からCaine Roadまでの間を通っている階段です。
当時の上環は香港一賑わいのある場所でした。
海では物資の交易が行われ,現在の太平山(Tai Ping Shan)には多くの庶民が住んでいました。
そういった人たちの行き来するための道としてラダーストリートは重要な役割を持っていました。
ラダー・ストリートは香港の1級歴史建築として登録されています。
観光スポット
この辺りは観光スポットとしても有名なので、日本人も含めた外国人の姿を見かけました。
ここはキャットストリートといって骨董などのお土産が色々売られている場所です。
しばらくするとハリウッドロードに出ます。そして左前にお寺が見えてきました。
このお寺は文武廟(Man Mo Temple)です。
文武廟は以前取り上げた場所でもありますが、上環から行ったのは今回が初めてです。
文武廟(Man Mo Temple)
文武廟は寺院としての役割だけで無く、当時の庶民の集会所としての役割もありました。
休憩も兼ねて中に入りました。
この渦巻き線香はいつみても迫力があります。
まるこ
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