【閉店】蓮香樓は2022年に閉店してしまったけど、蓮香居が残っていて良かった
蓮香樓は2022年に閉店
2022年8月に、香港で100年以上の歴史があるが閉店しました。
蓮香樓はワゴン式飲茶を楽しめるレストランとして、観光客にも有名でした。
蓮香樓は一度閉店してからまた再開したのですが、最終的には閉店してしまったんですね。
荃灣にある姉妹店の蓮香棧も同時に閉店になってしまい、ワゴン式飲茶の店が無くなってしまうのではと不安になりましたが、ひとつ安心することが。
上環にある同じく姉妹店の蓮香居だけは、引き続き営業を続けています(2023年6月現在)。
朝6時から飲茶を提供しています。
観光客にも人気のレストランの割に、観光客に全く優しくなくて(笑)、ローカル色たっぷりなのも魅力です。
席につくまでが勝負
早朝は2階(日本の3階)のみ、平日の11時以降と週末の8時以降は、2階と3階の2フロアで営業しています。
エレベーターを降りた途端アウェー感でいっぱいになりますが、気にせず中に入ります。
ベストを着たウェイターに声をかけると、席を探してもらえます。
まずは席につくまでが勝負です。
お茶を決める
通常は、席についたタイミングでウェイターに「どのお茶を飲むか」と聞かれます。
ちなみに、飲(ヤム)咩嘢(マッイェー)茶(チャー)呀(アー)と言われますが、「ヤンメーアー」みたいに聞こえます。広東語が全て聞き取れなくても、「ヤム」が聞き取れたらお茶のことだなと判断して、飲みたいお茶を伝えています。
お茶の種類は、ヒョンピン(ジャスミン茶)・ポーレイ(プーアール茶)・ティッグンヤン(鉄観音)などがあります。
食器を洗う
食器を洗うお茶と一緒に、こんな感じで食器が置かれます。
洗杯といって、お湯かお茶で食器を洗うことが多いです(高級レストランを除く)。
大きい容器がボールなので、お椀・湯呑み・箸・れんげをこのボールの中で洗います。
点心は自分で取りに行く
点心はワゴンで回ってきますが、自分の席に着くまで待つ必要はありません。席によってはワゴンのルートから遠いこともあり、待っていてはいつまでたっても食べることはできません。
ワゴン式は点心を選ぶことができるのが魅力。
自分でワゴンまで取りに行きましょう。
伝票を持って、ワゴンの場所に行きます。
中を見たい時は蒸籠を指さすと、中を見せてくれます。
蒸籠を引き取る時に、伝票にスタンプを押してくれます。
食べたもの
蝦餃(エビ餃子)や、焼売などが人気です。
個人的には湯葉が好きなので、ついつい湯葉巻きばかりたべてしまっています。
湯葉がミルフィーユみたいになっていて、間に具材が入っている、今回一番のメニューでした。
馬拉羔(中華蒸しパン)は、大きい蒸籠に入っています。
すぐに無くなるので、大きい蒸籠が見えたらワゴンに取りに行った方が良いかも。
お湯を足して欲しいとき
ポットのお湯が無くなった時は、蓋をずらしておくとお湯を足してもらえます。
飲茶はお茶が主役
特に週末などは、客も多くて思うように点心が食べられないかもしれません。
時には点心の争奪戦になるかもしれません。
飲茶というくらいなので、主役は点心ではなくてお茶です。
ゆっくりとお茶を飲みながらこの不思議な空間を楽しむのが、飲茶の醍醐味です。
※蓮香居は、2023年12月31日付で閉店しました。
2024年1月より、「六安居」という店名で再出発したそうです。
まるこ
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