年を重ねることは「自分のトリセツをバージョンアップさせていく過程」である
年を重ねることは自分の取扱説明書(トリセツ)をバージョンアップさせていく過程
すっかり中年の域に達している私。
頭の中はまだ高校生でストップしてるのに。
ところで年を重ねるってどういうことなのでしょうか?
年齢を日々学んで自分を向上させることに積極的な人もいます。
その一方で毎日ただ生きているだけで老いに向かっていく人もいます。
個人的には年を重ねるにつれて自分との付き合い方が上手になっていると考えています。
つまり、年を重ねることは自分の取扱説明書(トリセツ)をバージョンアップさせていく過程だということです。
30年振りの変化
最近高校時代の友人と会うようになりました。
30年ぶりの友人との会話で自分がそれなりに変化していることを感じました。
例えば昔は頭が混乱してパニック状態になっていたことなどで、今だったら対処できているだろうなと思うことがあります。
また昔は他人から見られている自分を意識することは無かったのですが、今だったら相手が自分をどう見ているかを予想することができます。
改めて無駄に年を重ねていないんだなと思うのです。
ジョハリの窓
心理学で使われるものに「ジョハリの窓」があります。
ジョハリの窓は、人から見える自分の姿を以下の①~④の窓に分けて解釈して自己分析に役立てるツールです。
①開放の窓ー自分も他人も知っている自分の性質(Open)
②盲点の窓ー自分は気づいていないが、他人は知っている性質(Blind)
③秘密の窓ー他人は知らないが自分は知っている性質(Hidden)
④未知の窓ー自分も他人も知らない性質(Unknwon)
引用元
年を重ねることも悪くない
この表を元にすると、年を重ねていくにつれて、
②の盲点の窓にあったことが、少しずつ①の開放の窓に向かっていって、
④の未知の窓にあったことが、少しずつ③の秘密の窓に向かっていくのです。
そう思うと、年を重ねることも悪くないなと思うのです。
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まるこ
2011年~2020年8月まで香港在住。
現在は千葉県在住。
好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。
上級心理カウンセラー。
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